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日本のクラシック音楽をけん引した「世界のオザワ」こと、指揮者の小澤征爾(おざわ・せいじ、1935-2024)さん。
このシリーズでは、小澤征爾さんの録音で50人の作曲家にふれながら、クラシック音楽の歴史を旅します。
この機会に「クラシック音楽を聴いてみよう」という方向け、クラシック入門シリーズです。
シリーズ一覧はこちらのページで確認できます。
目次(押すとジャンプします)
サン=サーンス(Charles Camille Saint-Saëns, 1835-1921)
サン=サーンスってどんなひと?
「国民音楽協会」をつくるなど、“ フランス音楽 ”という独自の文化圏の確立に大きな功績を果たしたのが、サン=サーンス(Charles Camille Saint-Saëns, 1835-1921)です。
モーツァルト並みの神童で、若くしてフランスの大家でした。
オルガニスト、ピアニストとしても活躍。
また、音楽のみならず、語学、詩、天文学、生物学、数学、絵画などなど、あらゆる分野に若いころから才能を示した天才でした。
プライベートでは旅行が大好きで、その結果、「アルジェリア組曲」や「エジプト風」など、異国情緒のあるタイトルをもつ作品も残されています。
小澤征爾さんで聴くサン=サーンス
“ 白鳥 ”~「動物の謝肉祭」
サン=サーンスの作品でもっとも有名なものは、組曲「動物の謝肉祭」の“ 白鳥 ”でしょう。
現在では広く聴かれている作品ですが、他の作曲家の作品をパロディー化した部分も多くあり、実は、サン=サーンスの生前にはプライベートな空間で数回演奏されただけの秘曲だったりします。
サン=サーンスは、自身が亡くなるまで出版も禁じていました。
ただ、“ 白鳥 ”については、サン=サーンスの完全なオリジナル作品ということもあって、例外的に、生前から出版されていました。
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交響曲第3番「オルガン付き」
コンサートでもっとも頻繁に演奏されるサン=サーンス作品のひとつが、交響曲第3番「オルガン付き」です。
文字どおり、オーケストラにパイプオルガンが参加する壮麗な作品。
ここでは、そのフィナーレにあたる第2楽章の後半をお届けします。
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オンライン配信の聴き方
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判断基準はあくまで主観。これまでに実際に聴いた体験などを参考に選んでいます。
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