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日本のクラシック音楽をけん引した「世界のオザワ」こと、指揮者の小澤征爾(おざわ・せいじ、1935-2024)さん。
このシリーズでは、小澤征爾さんの録音で50人の作曲家にふれながら、クラシック音楽の歴史を旅します。
この機会に「クラシック音楽を聴いてみよう」という方向け、クラシック入門シリーズです。
シリーズ一覧はこちらのページで確認できます。
ガブリエル・フォーレ(Gabriel Fauré, 1845-1924)
フォーレ
“ フランス音楽 ”という世界を確立するのに大きく貢献したサン=サーンス。
彼の弟子であり、自身も優れた教師としてパリ音楽院の院長までつとめたのがガブリエル・フォーレ(Gabriel Fauré, 1845-1924)です。
「私がこの世を去ったら、私の作品が語るものに耳を傾けてほしい。結局、それがすべてだったのさ…」、亡くなる数日前に息子さんに、そう語ったと伝えられているフォーレ。
彼の音楽は、その言葉のとおり、人間の内面へ語りかけるような響きでみちています。
そんなフォーレの音楽性に適したジャンルは、渋みあふれる歌曲や室内楽の世界。
これらのジャンルに、数多くの珠玉の傑作を残しました。
小澤征爾さんで聴くフォーレ
パヴァーヌ
小澤征爾さんは、ボストン交響楽団とフォーレ作品だけをあつめた「フォーレ・アルバム」を制作しています。
このアルバムから、静かな美しさが胸にささる「パヴァーヌ op50」を。
静かな合唱をともなった、ノスタルジックで、深い余韻を残す音楽です。
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“ 楽園にて ”~「レクイエム」
フォーレの作品で、もっともコンサートホールで触れる機会の多い作品のひとつが、この「レクイエム」。
通常あるべき「怒りの日」を欠き、全体的になぐさめに満ちた、やさしい響きが支配的な、まったく独自のレクイエムになっています。
ここでは、終曲の“ 楽園にて ”を。
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オンライン配信の聴き方
♪このブログではオンライン配信の音源も積極的にご紹介しています。
現状、Apple Music アップル・ミュージックがいちばんおすすめのサブスクです。
■Apple Music Classical日本版が解禁!クラシック音楽に特化~弱点もちょっとあります
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Amazon Musicアマゾン・ミュージックも配信されている音源の量が多く、お薦めできます。
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■オンライン配信の聴き方全般については、「クラシック音楽をオンライン(サブスク定額制)で楽しむ~音楽好きが実際に使ってみました~」のページでご紹介しています。
♪お薦めのクラシックコンサートを「コンサートに行こう!お薦め演奏会」のページでご紹介しています。
判断基準はあくまで主観。これまでに実際に聴いた体験などを参考に選んでいます。
♪実際に聴きに行ったコンサートのなかから、特に印象深かったものについては、「コンサートレビュー♫私の音楽日記」でレビューをつづっています。コンサート選びの参考になればうれしいです。
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