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日本のクラシック音楽をけん引した「世界のオザワ」こと、指揮者の小澤征爾(おざわ・せいじ、1935-2024)さん。
このシリーズでは、小澤征爾さんの録音で50人の作曲家にふれながら、クラシック音楽の歴史を旅します。
この機会に「クラシック音楽を聴いてみよう」という方向け、クラシック入門シリーズです。
シリーズ一覧はこちらのページで確認できます。
目次(押すとジャンプします)
リムスキー=コルサコフ(Nikolai Rimsky-Korsakov, 1844-1908)
リムスキー=コルサコフ
「ロシア五人組」からもうひとり、リムスキー=コルサコフ(Nikolai Rimsky-Korsakov, 1844-1908)をご紹介します。
アメリカのコメディアンが「素晴らしい2人のロシアの作曲家、リムスキーとコルサコフ…」というジョークをとばすのを聞いたことがありますが、「リムスキー=コルサコフ」でひとりの作曲家です。
このひとは、本業が「海軍士官」で、あとに、ペテルブルク音楽院の教授に就任しました。
音楽院の教授になりたての頃には、音楽の知識がまだあまりなく、教授になってから猛勉強したという、ちょっと変わった経歴をもつ大作曲家です。
最終的には、オーケストラの扱いについては音楽史に残るほどの達人となり、その色彩的なオーケストレーションは後世の作曲家に多大な影響をおよぼすほどになりました。
彼の作品のなかでいちばん知られているのは、細かな音符が飛び交う「くまばちは飛ぶ」かもしれません。
でも、実際のコンサートで多く聴かれるのは、交響組曲「シェヘラザード」でしょう。
海軍での経験がいかされたのか、海が登場するこの作品は、彼の代表作となりました。
小澤征爾さんで聴くリムスキー=コルサコフ
交響組曲「シェヘラザード」
リムスキー=コルサコフの代表作である「シェエラザード」をご紹介します。
これは小澤征爾さんの得意曲でもあって、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と、3種類も正式なスタジオ録音が残っています。
ここでは、最後のウィーン・フィルとの録音(ヴァイオリン・ソロはライナー・ホーネック)から、ロマンティックな音楽が展開する第3楽章「若い王子と王女」をどうぞ。
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