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このページでは、ロシア出身のヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ(Alina Ibragimova)の公演のなかから、とくにお薦めのものをピックアップしてご紹介していきます。
目次(押すとジャンプします)
アリーナ・イヴラギモヴァ
アリーナ・イブラギモヴァ(Alina Ibragimova)は、1985年、ロシア出身のヴァイオリニスト。
お父さんがロンドン交響楽団の首席コントラバス奏者に就任したのをきっかけにイギリスに移住。
イギリスでは、大ヴァイオリニストのユーディ・メニューイン(Yehudi Menuhin, 1916-1999)がつくったメニューイン・スクールに学びました。
高度な技術を背景に、正攻法の、腰の据わった音楽を志向する姿勢に、メニューインの強い影響を感じます。
また、イブラギモヴァは、2005年、古楽アプローチを軸とした弦楽四重奏団「キアロスクーロ・カルテット」を結成。
古典派から初期ロマン派を中心としたレパートリーで、室内楽の分野においても充実した演奏を展開しています。
現役の名ヴァイオリニストのなかでも、とくにお薦めしたいヴァイオリニストのひとりです。
イブラギモヴァの公式サイト:https://alinaibragimova.com/
キアロスクーロ・カルテットの公式サイト:http://chiaroscuroquartet.com/
イブラギモヴァの2024年の公演から
イブラギモヴァは、比較的、来日の頻度が高い音楽家です。
2024年は、春にキアロスクーロ・カルテット、秋にヴァイオリンのリサイタルと、二度の来日が予定されています。
彼女の来日公演のなかから、とくにお薦めのものをピックアップしてご紹介していきます。
(東京・兵庫・神奈川)
3/28・30・31
キアロスクーロ・カルテット
3/28(木)19:00
@王子ホール
公式サイト:https://www.ojihall.jp/concert/lineup/2023/20240328.html
3/30(土)14:00
@兵庫県立芸術文化センター
公式サイト:https://www1.gcenter-hyogo.jp/contents_parts/ConcertDetail.aspx?kid=5033513336&sid=0000000001
3/31(日)14:00
@フィリアホール
公式サイト:https://www.philiahall.com/html/series/240331.html
お薦めPOINT♪
■キアロスクーロ・カルテットは、ロシア出身の名ヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァが主催している古楽アプローチによる弦楽四重奏団です。
■できれば、以前アンコールで耳にして素晴らしかったモーツァルト作品を取りあげてほしいのですが、今回もハイドン、シューベルト、ベートーヴェンあたりの弦楽四重奏曲のようです。
ただ、そこにヘンリー・パーセル(Henry Purcell、1659-1695)の作品を組み合わせてくるあたり、やはり非凡なカルテットです。
■若手弦楽四重奏団の最前線を聴きたい方にお薦め。
「ハイドン: 弦楽四重奏曲 第75-77番」キアロスクーロ・カルテット(Amazon)
(東京・神奈川)
11/21・24
アリーナ・イブラギモヴァ
リサイタル
11/21(木)19:00
@王子ホール
ホール公式サイト:https://www.ojihall.jp/concert/lineup/lineup2024.html
11/24(日)14:00
@フィリアホール
ホール公式サイト:https://www.philiahall.com/html/concerts/lineup.html
詳細未発表
お薦めPOINT♪
■このブログで特にお薦めしているヴァイオリニストのひとり、イブラギモヴァがリサイタルを行います。
ピアノは今回もセドリック・ティベルギアンのようです。
イブラギモヴァの録音から
♪モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
( Apple Music↑ ・ Amazon Music ・ Spotify ・ Line Music などで聴けます)
イブラギモヴァは、2015年に、日本でモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会をおこないました。
素敵な演奏の連続で、今も忘れられないリサイタルです。
後期の傑作たちはもちろん、普段のリサイタルではあまり演奏されない、初期のヴァイオリン・ソナタからも最上の表現をひきだして、「こんなに良い曲がまだまだあるんだ」と目から鱗が落ちた公演でした。
上記アルバムには、そうした初期のヴァイオリン・ソナタと組み合わせて、名作、ホ短調のヴァイオリン・ソナタ k.304 の痛いほどに美しい演奏も収められています。
♪パガニーニ:24のカプリース
コロナ禍で生じた、アーティストたちの空白の時間。
それを好機ととらえて、じっくりと作品と向き合ったという、パガニーニのレコーディング。
CDでは2枚組で発売された、隅々まで入念に彫琢された、巨大なパガニーニ像がここにあります。
( Apple Music↑ ・ Amazon Music ・ Spotify ・ Line Music などで聴けます)
♪このブログではオンライン配信の音源も積極的にご紹介しています。
オンライン配信の聴き方については、「クラシック音楽をオンライン(サブスク定額制)で楽しむ~音楽好きが実際に使ってみました~」のページでご紹介しています。
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