クラシックのTシャツ&バッグ制作

【クラシック音楽のTシャツ制作】ショパンとシューマンをテーマにしてみました

 

世の中にクラシック音楽をあつかったTシャツがあまりに少ない。

だったら、自分でデザインしてリリースしてみようというこの企画。

2022年の第1段パガニーニは24のカプリースをテーマに、第2弾が吹奏楽の楽器を特集した楽器ファンシリーズ、第3弾がベートーヴェンの《運命》と《田園》、第4弾はブラームスをテーマにしました。

そして、今回の第5弾はフレデリック・フランソワ・ショパン(1810-1849)とロベルト・シューマン(1810-1856)です。

ショパンTシャツ

 

 

シンプルに、ショパンの名前をモチーフにしています。

背景の赤いラインは、ショパンの故郷ポーランドの国旗の色、そこにピアノを連想できるようなデザインをとりいれてみました。

 

また、このデザインには、文字サイズをちいさめにした、バージョンBもあります。

どちらも、Tシャツのほかにトートバッグやマルシェバッグも販売しています。

Tシャツは白以外にもいろいろな色に変更が可能です。

 

シューマンのTシャツ

シューマンも2種類あります。

こちらが「シューマンと子供の情景 A」。

 

 

シューマンのピアノの傑作『子供の情景』をモチーフにしています。

 

引用している言葉はシューマン自身の言葉による、いわば“ 自然賛歌 ”です。

Nature best teaches how to pray, and how to reverence all the gifts the Almighty has given us. She is like a vast outspread handkerchief, embroidered with God’s eternal name, on which we may dry alike our tears of sorrow and of joy; she turns weeping into ecstasy, and fills our hearts with speechless, quiet reverence and resignation.

自然は祈り方、神が私たちにあたえてくださったすべての贈り物の敬い方を教えてくれる最高の教師です。自然は、まるで神の名前が刺繍されたおおきなハンカチのようであって、私たちはそれによって、悲しみと喜びの涙をぬぐいます。やがて、自然はすすり泣きをエクスタシーへと変え、私たちの心を言葉のない、静かな畏敬と信仰で満たすのです。

 

大作曲家のなかでも、とくに文学的な才能にあふれていたとされるシューマンの、面目躍如たる文章です。

 

つぎに、こちがら「シューマンと子供の情景 B」です。

『子どもの情景』の題名と小題を印字してあります。

※最初のデザインAのほうは、第2弾の楽器シリーズより前にリリース済みです。

 

音楽も聴いてみてください

 

さて、ここでせっかくなので、シューマンの『子供の情景』から、いちばん有名なトロイメライの演奏をご紹介します。

恋人クララから「ときどき、あなたは子どものように思える」と言われたことをきっかけに作曲されたピアノ曲集で、その第7曲に“ トロイメライ 夢 ”があります。

さきごろ指揮者として来日した、名ピアニストのクリストフ・エッシェンバッハが自身の公式チャンネルで公開しているものでどうぞ。

 

 

 

販売先はTシャツトリニティ

 

価格については、およそ2~3千円で設定していますが、Tシャツは色によって価格が少しちがったりするのと、500~1000円ほどの値引きセールがわりと頻繁に行われるサイトですので、特にセールの多い週末にのぞいてみてください。

Tシャツトリニティというサイト内で、アートーンショップ( ARTONE SHOP ・ 販売ページ)という名前で出店しています。

 

もちろん、買ってもらえるといちばん嬉しいですが、のぞいていただくだけでも「アクセス数」が励みになります。

どうぞよろしくお願いします!

 

【オーケストラ入門】デュカス:交響的スケルツォ『魔法使いの弟子』~小さな試聴室前のページ

【クラシック音楽のTシャツ制作】ベルリオーズの幻想交響曲をテーマにした新作次のページ

ピックアップ記事

  1. クラシック音楽をオンライン(サブスク定額制)で楽しむ~音楽好きが実際に使ってみま…

関連記事

おすすめnote

カテゴリー&検索

月別アーカイブ

最近の記事

  1. シリーズ〈交響曲100の物語〉

    【初心者向け:交響曲100の物語】ウェーバー:交響曲第1番ハ長調~小さな試聴室
  2. クラシックのTシャツ&バッグ制作

    メンデルスゾーンが描いた絵でTシャツをつくりました
  3. コンサートレビュー♫私の音楽日記

    まったく飽きさせない名オルガニストを発見~ロレンツィオ・ギエルミの日本公演202…
  4. シリーズ〈交響曲100の物語〉

    【交響曲100の物語】シューマン:交響曲第4番ニ短調~小さな試聴室
  5. コンサートに行こう!お薦め演奏会

    2023年5月のおすすめコンサート【 クラシック初心者向け 】~随時更新~
PAGE TOP