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「本格的なコンサートに行ってみたい!」
という方向けに、お薦めの“純”クラシック・コンサートをご紹介しています。
ハズレも多い、クラシックのコンサート。。
自分の体験などをもとに、何の忖度もなく、お薦め公演を選んでいます。
このページは随時更新。どうぞ、ときおりご覧になってください。
こちらでは2024年の7月をご紹介。
そのほかの月は、『コンサートに行こう!お薦めの演奏会』ページから移動をおねがいします。
目次(押すとジャンプします)
【日付順】おすすめクラシック・コンサート
さっそく、お薦めコンサートの一覧です!
6/30~7/6(滋賀・福岡・東京・神奈川)
世界最高峰のアカペラ声楽アンサンブル タリス・スコラーズ
7/6(神奈川)
川口成彦 ショパン全曲演奏会 in 相模湖Vol.3
7/7(大阪)
井上道義(指揮)大阪フィルのブルックナー7番
7/12(愛知)
レオシュ・スワロフスキー(指揮)セントラル愛知交響楽団「わが祖国」
7/15(静岡)
松田華音ピアノリサイタル「ショパン&ベートーヴェン」
7/19・20(宮城)
広上淳一(指揮)仙台フィル「マーラー:巨人」
7/20・21(東京・新潟)
ジョナサン・ノット(指揮)東京交響楽団「ブルックナー7番」
7/20(東京)
高関健(指揮)東京シティ・フィル「カルミナ・ブラーナ」
7/20(神奈川)
井上道義(指揮)松田華音(piano)神奈川フィル「道義、神奈川フィルとの最後の“狂”演」
7/26(広島)
クリスティアン・アルミンク(指揮)広島交響楽団「ふたりのウォルフガング」
7/27(京都)
沖澤のどか(指揮)京都市交響楽団「ペトルーシュカ」
7/27(神奈川)
ジョナサン・ノット(指揮)東京交響楽団チャイコフスキー:「小ロシア」&「悲愴」
7/27~30(北海道・東京)
マンフレート・ホーネック(指揮)PMFオーケストラ「マーラー:5番」
7/29(東京)
川口成彦 & V.シェレポフ 不滅のフォルテピアノ
【TPO別】おすすめクラシック・コンサート
世界最高峰のコーラスを体験
■6/30~7/6(滋賀・福岡・東京・神奈川)
世界最高峰のアカペラ声楽アンサンブル タリス・スコラーズ
1973年創設の「タリス・スコラーズ」が5年ぶりに来日します。
控えめに言っても「世界最高峰」のアカペラ・アンサンブルです。
この団体がどれほどのものかを知るには、下の録音「アレグリ:ミゼレーレ」を聴いてみてください。
( Apple Music↑ ・ Amazon Music ・ Spotify などで聴けます)
記念年①ブルックナーを聴く
2024年はオーストリアの大作曲家ブルックナー(Anton Bruckner, 1824-1896)の生誕200年。
■7/7(大阪)
井上道義(指揮)大阪フィルのブルックナー7番
2024年末での引退を発表している井上道義さんの「ザ・ファイナル・カウントダウン Vol.4」と題された公演。
モーツァルトの交響曲第25番ト短調とブルックナーの交響曲第7番というプログラム。
■7/20・21(東京・新潟)
ジョナサンノット(指揮)東京交響楽団「ブルックナー7番」
日本の音楽界におおきな刺激をあたえているジョナサン・ノット&東京交響楽団のコンビ。
ブルックナーの作品のなかでも、特に旋律の美しい「第7番」をとりあげます。
今シーズン、このコンビが取り上げる唯一のブルックナー公演になりそうなので、チケットは早めに売り切れそうです。
( Apple Music↑ ・ Amazon Music ・ Spotify ・ Line Music などで聴けます)
東京交響楽団については、以下のページで特集しています!
➡東響=東京交響楽団&ジョナサン・ノット、ユベール・スダーン~おすすめクラシック・コンサート
記念年②スメタナを聴く
2024年はチェコの大作曲家スメタナ(Bedřich Smetana、1824-1884)の生誕200年でもあります。
有名な交響詩「モルダウ」を第2曲にもつ、連作交響詩「わが祖国」全曲の公演が多いのも今年の特徴。
例年、全曲演奏はそこまで多くないので、2024年は実演で全曲に接する良い機会。
■7/12(愛知)
レオシュ・スワロフスキー(指揮)セントラル愛知交響楽団「わが祖国」
セントラル愛知交響楽団は、名誉音楽監督でもあるチェコの指揮者レオシュ・スワロフスキーと、生誕200年のスメタナに挑みます。
クラシックの定番曲が聴きたい
■7/20(東京)
高関健(指揮)東京シティ・フィル「カルミナ・ブラーナ」
映画音楽などでもよく耳にする、ドイツの作曲家オルフ(Carl Orff, 1895 – 1982)の代表作「カルミナ・ブラーナ」。
大編成のオーケストラに合唱や独唱の声楽も参加する、壮観な作品です。
■7/19・20(宮城)
広上淳一(指揮)仙台フィル「マーラー:巨人」
マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911)の交響曲のなかでも、比較的親しみやすい第1番「巨人」がメインディッシュ。
■7/27(京都)
沖澤のどか(指揮)京都市交響楽団「ペトルーシュカ」
ストラヴィンスキーの代表作のひとつ、バレエ音楽「ペトルーシュカ」がメインです。
この作品のピアノ編曲版は、漫画「のだめカンタービレ」でも大きく登場して、とても人気になりました。
■7/27(神奈川)
ジョナサン・ノット(指揮)東京交響楽団チャイコフスキー:「小ロシア」&「悲愴」
チャイコフスキーの交響曲から第2番「小ロシア(ウクライナ)」と第6番「悲愴」がプログラムされています。
昨年の第3番&第4番と同じ路線なら、乾いた感じの、一風変わったチャイコフスキーが展開されるはずです。
酷暑の季節に「悲愴」という点でも、ちょっと違和感はあります。
「ノットのチャイコフスキー」という組合せに惹かれる方にお薦めの公演。
これは、「フェスタ・サマーミューザ(公式HP)」オープニング公演でもあります。
♪昨年のジョナサン・ノット&東京交響楽団によるチャイコフスキー:交響曲第4番
( Apple Music↑ ・ Amazon Music ・ Spotify ・ Line Music などで聴けます)
■7/27~30(北海道・東京)
マンフレート・ホーネック(指揮)PMFオーケストラ「マーラー:5番」
映画「ヴェニスに死す」で第4楽章アダージェットが印象的に使われたことでも有名な、マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911)の交響曲第5番がメインディッシュ。
オーケストラは、巨匠レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein、1918-1990)が創設した教育音楽祭「パシフィック・ミュージック・フェスティバル」のオーケストラ。
今年はマンフレート・ホーネックが指揮で、彼が得意とするマーラー作品という点でも期待されます。
個性的なプログラムが光る公演
■(神奈川)7/20
井上道義(指揮)松田華音(piano)神奈川フィル「道義、神奈川フィルとの最後の“狂”演」
2024年末での引退を発表している井上道義さんのコンサート。
フランス音楽と伊福部昭をならべた、合唱あり、松田華音さんをソリストにしてのピアノもありの、とても豪華で面白いプログラム。
■7/26(広島)
クリスティアン・アルミンク(指揮)広島交響楽団「ふたりのウォルフガング」
広島交響楽団に新時代をもたらそうとしているアルミンクの指揮で、エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957)とヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart、1756-1791)という、ふたりの「ウォルフガング」をならべた独自のシリーズ。
ピアノが聴きたい
このブログで特に推している日本人のピアニスト、川口成彦さんの出演する注目公演があります。
たいへんな人気でチケットの完売も早いので、お早めにどうぞ。
■7/6(神奈川)
川口成彦 ショパン全曲演奏会 in 相模湖Vol.3
■7/29(東京)
川口成彦 & V.シェレポフ 不滅のフォルテピアノ
2023年に聴いた公演のレビューは以下をごらんください。
➡川口成彦さんのフォルテピアノでショパンを聴く~フォルテピアノ・リサイタル
もうひとり、こちらも当ブログで特に推しているピアニスト、松田華音さんが登場する公演を。
引退間近の井上道義さんと、伊福部昭の「リトミカオスティナータ」で共演します。
■(神奈川)7/20
井上道義(指揮)松田華音(piano)神奈川フィル「道義、神奈川フィルとの最後の“狂”演」
静岡ではソロリサイタルもあります。
■7/15(静岡)
松田華音ピアノリサイタル「ショパン&ベートーヴェン」
2022年に聴いた公演のレビューは以下をごらんください。
➡松田華音ピアノ・リサイタルを聴いて~チャイコフスキー:グランド・ソナタの飛翔
お願い
個人で集めている情報ですので、記載ミスなどもあるかもしれません。
その際にはどうぞご容赦ください。
こちらのページはあくまで大まかな地図としてお役立ていただいて、詳細は各公式サイト・各プレイガイドで必ず確認をお願いします。
初心者向け:コンサートの選び方
曲目より、演奏者で選ぶ
■初めてコンサートに行くとなると『モルダウ』や『運命』といった聴いたことがある曲目で選びたくなりますが、そうではなくて、まずは誰が演奏するのかで選びましょう。
わかりやすく例えると、美味しいものが食べたければ、メニューより前に、美味しいお店を探すことが大切なのと同じです。
■とはいっても、初心者であればあるほど、演奏者や指揮者の名前なんて知らないと思います。
そこで、このブログでは、クラシック音楽が大好きな私が、あくまで主観的に、自分でもチケットを買いたいと思う、お薦めのコンサート情報を厳選して掲載していきます。
場所もクラシック・コンサートが集中する東京、関東、首都圏にこだわらず、北海道、東北、中部、近畿、関西、四国、中国、九州、沖縄まで、自分がそこに住んでいたら「行ってみたい!」と思う、とにかく気になるものを素直にピックアップしています。
判断基準は、あくまでも、自分がこれまで実際に聴いたときの体験などの「主観」。
その分、しがらみや忖度はありません。
クラシックをふだん聴かない方は名前も知らない演奏家が並んでいるかもしれませんが、「クラシック音楽と向き合ってみたい!」という方に、多少なり参考になったらうれしいです。
高いチケットは買わないで
とくに重要なことは、
- いきなり高いチケットを買わない
- 当日券ではなく、前売りで買う
の2点です。
■クラシック・コンサート初心者がいきなり高い席を買うのはお薦めしません。
理由は簡単で、クラシックのコンサートはハズレが多いからです。
「高いお金を出したのにハズレだった」としたら、二度と行きたくならないのが人情。
ですので、初めのうちほど、まずは手ごろな価格でチケットを手に入れてましょう。
具体的には、オーケストラ公演であれば、はじめのうちはP席(オーケストラの裏側)がお薦めです。
■また、「前売り」については、一般的には、だいたい3~6か月前くらいにチケットの発売が開始されます。
半年先というとずいぶん先に思えるかもしれませんが、人気の公演はそれでも完売してしまいますし、最後に残るのはたいてい高い席です。
■こうした話を、「コンサートの選び方&チケットの買い方【初めてのクラシック・コンサート】」というページにまとめています。
■さらには、チケットを手に入れたあと初心者の方が気になるであろう、「クラシックコンサートに行くときの服装」のことなどは、「コンサート当日の不安を解消!服は何を着る?持ち物は?【初めてのクラシック・コンサート】」というページにまとめています。
♪このブログではオンライン配信の音源も積極的にご紹介しています。
■現状、Apple Music アップル・ミュージックがいちばんおすすめのサブスク
➡【2024年】クラシック音楽サブスクはApple Music Classicalがいちばんお薦め
■配信されている音源の数が多いという点で、AmazonMusicもお薦めできます
➡Amazonでクラシック音楽のサブスクを~スマホは音の図書館
■オンライン配信の聴き方全般については、「クラシック音楽をオンライン(サブスク定額制)で楽しむ~音楽好きが実際に使ってみました~」のページでご紹介しています。
♪お薦めのクラシックコンサートを「コンサートに行こう!お薦め演奏会」のページでご紹介しています。
判断基準はあくまで主観。これまでに実際に聴いた体験などを参考に選んでいます。
♪実際に聴きに行ったコンサートのなかから、特に印象深かったものについては、「コンサートレビュー♫私の音楽日記」でレビューをつづっています。コンサート選びの参考になればうれしいです。
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