コンサートに行こう!お薦め演奏会

2025年3月のおすすめコンサート【クラシック初心者向け】~随時更新~

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本格的なコンサートに行ってみたい!
という方向けに、お薦めの“純”クラシック・コンサートをご紹介しています。

自分のコンサート体験・知識だけを基準にえらんでいます。

このページは随時更新

どうぞ、ときおりご覧になってください。

 

 

こちらでは2025年の3月をご紹介。

そのほかの月は、『コンサートに行こう!お薦めの演奏会』ページから移動をおねがいします。

【日付順】おすすめコンサート一覧

 

さっそく、お薦めコンサートの一覧です!

 

■3/1(山形)
広上淳一(指揮)山形交響楽団「ブラームス:交響曲第4番」

指揮者、楽団、曲目の組み合わせがどこか魅力的なコンサート。

ブラームス最後の交響曲がメインディッシュ。

 

 

■3/7・8(東京)
カーチュン・ウォン(指揮)日本フィル「マーラー:復活」

日本フィルを刷新している、新しい首席指揮者カーチュン・ウォンの指揮。

得意とするマーラーの作品から、声楽も参加する大曲、交響曲第2番「復活」が取り上げられます。

 

➡関連記事:日本フィルに新しい風が吹いていました~カーチュン・ウォンの伊福部&バルトーク

 

 

■3/8・9(広島)
ウェイン・マーシャル(指揮、piano)広島交響楽団「ラプソディー・イン・ブルーほか」

■3/14・15(愛知)
ウェイン・マーシャル(指揮、piano)名古屋フィル「ラプソディー・イン・ブルーほか」

ウェイン・マーシャルはイギリスのオルガニスト、ピアニスト、指揮者。

今回の来日では、得意のガーシュウィン作品を中心にしたプログラムで、弾き振りも披露されるようです。

躍動感あふれる演奏がたのしめそうな、注目の公演。

 

2024年9月、WDR放送管弦楽団との演奏がYouTubeで公開されていますので参考に。

 

 

■3/12~(全国)
レ・ヴァン・フランセ「世界最高峰の管楽アンサンブル」

3/12➡兵庫公演
3/13➡東京公演(文京シビック)
3/14➡群馬公演
3/15➡秋田公演
3/16➡東京公演(三鷹市芸術文化センター)
3/17➡東京公演
3/18➡大阪公演

パユ(フルート)、ルルー(オーボエ)、メイエ(クラリネット)、ヴラトコヴィチ(ホルン)、オダン(ファゴット)、ル・サージュ(ピアノ)という、各楽器の名手があつまった、現在、世界最高峰の管楽アンサンブル。

このメンバーが一堂に会しているのをみるだけでも壮観。

プログラムは当然のことながら渋くなりますが、それでも“ 聴かせてしまう ”のがさすが。

実によく解釈も練り込まれていて、ただ名人が集まっただけではない、素晴らしいアンサンブル。

 

➡2023年公演のレビュー:世界最高峰の管楽アンサンブル、レ・ヴァン・フランセを聴いて~端正なベートーヴェン

 

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■3/14(大阪)
山下一史(指揮)大阪交響楽団「R・シュトラウス作品集」

「ドン・ファン」「死と変容」といったR・シュトラウス(Richard Georg Strauss、1864 – 1949)の交響詩がとりあげられます。

熱量のある、山下一史さんの指揮に期待の公演。

 

 

■3/15・16(山形)
鈴木秀美(指揮)仲道郁代(piano)山形交響楽団「ベートーヴェンとシューベルト」

古楽界を代表する鈴木秀美さんの指揮、日本を代表する仲道郁代さんのピアノという顔合わせ。

でも、ベートーヴェンのピアノ協奏曲は「第4番」、メインのシューベルトの交響曲は「第6番」という、実はなかなかに渋い選曲になっています。

その重すぎないプログラミングがかえって新鮮な、注目の公演。

 

 

■3/27~30(東京、神奈川、滋賀)
ベルチャ弦楽四重奏団

世界最高峰の弦楽四重奏団であるベルチャ弦楽四重奏団が来日。

今回は、エベーヌ四重奏団との「八重奏」がメインのようです。

メンデルスゾーンの名作「弦楽八重奏曲」もプログラムされていますが、必要以上に鋭角的な演奏になりそうな予感もして、お薦めするべきかちょっと迷った公演。

ただ、やはりファーストヴァイオリンのコリーナ・ベルチャの音色は別格。

トッパンホールでの単独公演が、その意味ではいちばん安心・安全かもしれません。

より刺激的なものが聴きたい方は八重奏を。

 

➡2022年公演レビュー:世界最高峰のカルテット~ベルチャ弦楽四重奏団2022年日本公演を聴いて

 

 

東京春音楽祭のおすすめ(3月公演)

 

東京春音楽祭公式ホームページ:https://www.tokyo-harusai.com/

ここからは、ちょっと別枠で、上野を中心に開催される「東京・春・音楽祭」から3月のおすすめ公演をピックアップ!

 

水谷晃(vn)店村眞積(va)他「R・シュトラウスの室内楽」
3/15(土)14:00@旧東京音楽学校奏楽堂

東京交響楽団のコンサートマスターとして一時代を築いて、現在は都響のコンサートマスターをつとめる水谷晃さん、さらに、日本のヴィオラ界の重鎮である店村眞積さんが登場する公演。

オペラやオーケストラ作品で人気のR・シュトラウスの室内楽作品に焦点をあてたプログラム。

渋めの音楽をじっくりと味わいたいひとにおすすめ。

 

藤井玲南(soprano)林眞暎(mezzo soprano)デュオ・リサイタル
3/22(土)14:00@旧東京音楽学校奏楽堂

日本の若手声楽家によるデュオ・リサイタル。

メンデルスゾーンやブラームスの二重唱をとりいれたプログラムが魅力的。

ひょっとしたらひょっとするかもしれない公演。

 

トレヴァー・ピノック(指揮)紀尾井ホール室内管弦楽団
3/23(日)15:00@東京文化会館小ホール

この音楽祭では珍しい、古楽の名匠トレヴァー・ピノックが登場。

現在シェフをつとめている紀尾井ホール室内管弦楽団との共演。

しかも、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」の室内楽版(!)を日本初演するという好企画。

 

編曲者のユゼフ・コフレル( Józef Koffler, 1896ー1944)は現在のウクライナに生まれた作曲家。

このバッハ編曲は1938年になされたものですが、その6年ほどあとの1944年、ホロコーストの犠牲者となっています。

ピノックはすでにこの作品を2019年にレコーディング済み。

この録音で聴く、端正で澄みきった編曲を耳にすると、コフレルの悲劇がいっそう胸にせまります。

ピノックはこの3月に「コジ・ファン・トゥッテ」の注目公演もありますが、当ブログのおすすめはこちらの公演。

 

♪バッハ(コフレル編曲):
ゴールドベルク変奏曲(オーケストラ版)

トレヴァー・ピノック(指揮)
ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル

( Apple Music↑ ・ Amazon Music ・ Spotify ・ Line Music などで聴けます)

 

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お願い

 

ウクライナ情勢などの影響で、コンサートの日時、チケット発売日、曲目や出演者の変更などなど、いろいろな変更が日々発生しているのが現状で、個人ではとても追い切れないものがあります。

ですので、こちらのページはあくまで大まかな地図としてお役立ていただいて、詳細は各公式サイト・各プレイガイドで必ず確認をお願いします

個人で集めている情報ですので、記載ミスなどもあるかもしれません。その際にはどうぞご容赦ください。

 

初心者向け:コンサートの選び方

曲目より、演奏者で選ぶ

 

■初めてコンサートに行くとなると『モルダウ』や『運命』といった聴いたことがある曲目で選びたくなりますが、そうではなくて、まずは誰が演奏するのかで選びましょう

わかりやすく例えると、美味しいものが食べたければ、メニューより前に、美味しいお店を探すことが大切なのと同じです。

 

■とはいっても、初心者であればあるほど、演奏者や指揮者の名前なんて知らないと思います。

そこで、このブログでは、クラシック音楽が大好きな私が、あくまで主観的に、自分でもチケットを買いたいと思う、お薦めのコンサート情報を厳選して掲載していきます。

 

場所もクラシック・コンサートが集中する東京、関東、首都圏にこだわらず、北海道、東北、中部、近畿、関西、四国、中国、九州、沖縄まで、自分がそこに住んでいたら「行ってみたい!」と思う、とにかく気になるものを素直にピックアップしています。

判断基準は、あくまでも、自分がこれまで実際に聴いたときの体験などの「主観」

その分、しがらみや忖度はありません。

クラシックをふだん聴かない方は名前も知らない演奏家が並んでいるかもしれませんが、「クラシック音楽と向き合ってみたい!」という方に、多少なり参考になったらうれしいです。

 

高いチケットは買わないで

 

とくに重要なことは、

  1. いきなり高いチケットを買わない
  2. 当日券ではなく、前売りで買う

の2点です。

 

■クラシック・コンサート初心者がいきなり高い席を買うのはお薦めしません。

理由は簡単で、クラシックのコンサートはハズレが多いからです。

「高いお金を出したのにハズレだった」としたら、二度と行きたくならないのが人情。

 

ですので、初めのうちほど、まずは手ごろな価格でチケットを手に入れてましょう。

具体的には、オーケストラ公演であれば、はじめのうちはP席(オーケストラの裏側)がお薦めです。

 

■また、「前売り」については、一般的には、だいたい3~6か月前くらいにチケットの発売が開始されます。

半年先というとずいぶん先に思えるかもしれませんが、人気の公演はそれでも完売してしまいますし、最後に残るのはたいてい高い席です。

 

■こうした話を、「コンサートの選び方&チケットの買い方【初めてのクラシック・コンサート】」というページにまとめています。

■さらには、チケットを手に入れたあと初心者の方が気になるであろう、「クラシックコンサートに行くときの服装」のことなどは、「コンサート当日の不安を解消!服は何を着る?持ち物は?【初めてのクラシック・コンサート】」というページにまとめています。

 

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お薦めのクラシックコンサート
コンサートに行こう!お薦め演奏会

 

♪実際に聴きに行ったコンサートの感想・レビュー
➡「コンサートレビュー♫私の音楽日記

 

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