エッセイ&特集、らじお

【2024年】クラシック音楽サブスクはApple Music Classicalがいちばんお薦め

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2024年1月、Apple Music(公式サイト)がついに、クラシック音楽に特化したApple Music Classicalというアプリをリリースしました。

クラシック音楽のサブスクとしていちばんのお薦めに

 

ブログでの音源紹介のために、これまで、複数のサブスク・サービスを利用してきました。

 

Apple Music Classicalというクラシック専用アプリの登場で、アップル・ミュージックはクラシック音楽のサブスクとしていちばんのお薦めになりました。

ほかのサブスクは、いずれもクラシックに特化した仕様にはなっていないので、あたまひとつ抜け出たかっこうになりました。

 

 

Apple Music Classicalはなにが違う?

 

Q :いちばんの特徴は?

 

A: 「検索」が非常にしやすくなったこと。

それまでは、とにかく「英語」で入力しないとほとんど検索にヒットしなかった音源が、日本語入力でも見つかるようになっています。

作曲家名、作品名、演奏者名、指揮者名など、インデックスがかなり整理されていて、さまざまな録音を見つけやすくなりました。

 

Q:その他の特徴は?

 

A: Apple Music Classicalのみの「限定アルバム」、最新音源がみつけられる「ニューリリース」、クラシック音楽のさまざまな「プレイリスト」などなど、いろいろな角度でのクラシック音楽の情報が配信されています。

とにかく“ クラシック音楽一色 ”です。

 

わたしが特に気に入ったのが、作曲家ごとのページにある「すべての作品を見る」という索引機能

このページを開くと、インデックスされている作品名がひたすらに並んだ、作曲家ごとの作品目録が表示されます。

そこで見つけた気になる作品名をタップすれば、その作品が収録されているアルバムがすべて表示され、すぐにその作品を耳にすることができます!

これは、音楽好きにはたまらない、最上級の検索機能でしょう。

 

Q:不満な点はない?

 

A: いちばんは「録音された年のデータ」が載っていないこと。

たとえば、カラヤンが1970年代に録音したベートーヴェンを聴きたいと思っても、見つけられません。

録音年が表示されている場合、アルバムのリリース年が表示されている場合、リマスター盤がリリースされた年が表示されている場合とが混在しているようです。

これは、改善してほしいところ。

 

それから、インデックスに抜けがまだまだあって、配信されている録音なのに検索から洩れていることがあります。

ただ、何といってもクラシック音楽の録音はもう膨大な量があるので、8割がたのものが見つかる現状がすばらしいのは間違いありません。

少なくとも、ほかのサブスクは、アップルに追いつけていません。

 

 

Apple Music とApple Music Classicalのこと

 

Apple Music のサービス

 

  • 費用:
    学生 ¥580(月額)
    個人 ¥1,080(月額)
    ファミリー ¥1,680(月額)
  • 無料体験あり

アップル・ミュージック・クラシカルのアプリは、この通常のApple Music(公式サイト)を契約することで使用できるようになります。

追加料金は一切なく、AppleMusicのサービスのひとつとして展開されています。

 

クラシック音楽を強化したアップル

 

検索機能が格段に充実したApple Music

 

クラシック音楽に特化したアプリを導入することで検索機能がスムーズに

クラシック音楽は「作曲家」「曲目」「演奏家」「指揮者」「オーケストラ」などなど、アルバム情報が多様なために独特の検索のむずかしさがありましたが、見事にほぼ解消されています。

 

アップルは、クラシック音楽のレパートリーが充実!

古い録音はもちろんのこと、最新のものまで広くカバーしています。

例えば、エクストン・レーベルがリリースしたジョナサン・ノット&東京交響楽団の新譜「ショスタコーヴィチ:交響曲第4番」なども、リリース直後から制限なしで全曲聴けます。

 

魅力的な独占配信

 

さらなる差別化をねらってのことでしょう。

■「独占配信」にもアップルは力を入れています。

すでにウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団などが独占配信を開始しています

 

ムーティ(指揮)ウィーン・フィル「幻想交響曲」

 

♪リッカルド・ムーティ(指揮)ウィーン・フィル
ベルリオーズ:幻想交響曲&ドビュッシー:夜想曲

こちらは、ウィーン・フィルが展開している独占配信のひとつ。

巨匠リッカルド・ムーティ(!)が指揮したウィーン・フィル公演のライヴ録音です。

「ドビュッシー:夜想曲&ベルリオーズ:幻想交響曲」がAppleMusic独占で配信されています。

 

ハイティンク(指揮)コンセルトヘボウ「ブルックナー6番」

 

♪ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ブルックナー:交響曲第6番

 

 

サロネン(指揮)サンフランシスコ「ローマの松」

 

♪エサ=ペッカ・サロネン(指揮)サンフランシスコ交響楽団
レスピーギ:「ローマの松」

 

魅力的な先行配信

 

■さらに「先行配信」も充実!

2024年2月の時点で、以下のような、さすがのラインナップが先行配信されています。

 

チェリビダッケ(指揮)ミュンヘン・フィル「フランク:交響曲」

 

♪セルジュ・チェリビダッケ(指揮)ミュンヘン・フィル
「ドビュッシー:夜想曲&フランク:交響曲ニ短調」

 

ペトレンコ(指揮)ベルリン・フィル「ラフマニノフ:交響曲第2番」

 

♪キリル・ペトレンコ(指揮)ベルリン・フィル
「ラフマニノフ:交響曲第2番、死の島、交響的舞曲」

 

クラシック音楽の最強サブスク

 

現状、AppleMusicがクラシック音楽No.1のサブスク

 

クラシック音楽のサブスク(月額定額サービス)は色々ありますが、「検索機能の充実」、そして、魅力的な「独占&先行配信」によって、アップルが頭ひとつ抜け出た格好になったと思います。

現状、クラシック音楽のNo.1のサブスクはApple Music ということになるでしょう。

 

Apple Music (公式サイト)には無料体験があるので、 実際のところを自身で体験してみてください。

※料金等の詳細についても、公式ホームページでかならず確認をお願いします。

 

 

Apple Music Classicalの使い方

 

専用アプリが用意されています

 

Apple Music Classicalは、通常のApple Musicのアプリとは別に、専用のアプリが用意されています。

ほかのアプリと同様、アプリ・ストアなどでダウンロードが可能で、「Apple Music Classical」で検索すればすぐに見つかります。

赤いト音記号のアイコンです。

 

追加料金は一切なし

 

Apple Music Classicalは、通常のApple Music のサービスにふくまれるということで、通常のApple Music の月額以外には、別料金が一切かかりません

ですので、すでにApple Musicを利用中のかたは、新アプリを追加でダウンロードするだけで、すぐに利用が可能です。

 

通常のApple Music を契約するだけ

 

これから使ってみようという方は、まずは、Apple Music(←公式サイト)で通常のアップルミュージックを契約します。

契約したら、Apple Music Classical アップル・ミュージック・クラシカルの専用アプリをダウンロード、クラシック音楽の最前線を楽しんでください。

 

まとめ

 

現状、クラシック音楽をサブスクで聴くひとに断然おすすめなのがApple Music Classical アップル・ミュージック・クラシカルです。

 

いっぽうで、「サブスク」というサービス自体をまだ利用していないクラシック音楽ファンは多いと思います。

興味が出た方は、まずはApple Music(公式サイト)で「無料体験」から入って、必要かどうかを試してみることをお薦めします。

 

 

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