※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
「本格的なコンサートに行ってみたい!」
という方向けに、お薦めの“純”クラシック・コンサートをご紹介しています。
ハズレも多い、クラシックのコンサート。。
自分の体験などをもとに、何の忖度もなく、お薦め公演を選んでいます。
このページは随時更新。どうぞ、ときおりご覧になってください。
こちらでは2024年の8月をご紹介。
そのほかの月は、『コンサートに行こう!お薦めの演奏会』ページから移動をおねがいします。
目次(押すとジャンプします)
更新情報
8/12
西村尚也ヴァイオリン&ヴィオラリサイタルに「8/20宮城公演」を追加
5/28
8/13・15 ミシェル・プラッソン&東京フィルの情報追加しました
【日付順】おすすめクラシック・コンサート
さっそく、お薦めコンサートの一覧です!
8/1(北海道)
下野竜也(指揮)札幌交響楽団「スメタナ:わが祖国」
スメタナ生誕200年に聴く「わが祖国」注目公演のひとつ。
8/2(神奈川)
井上道義(指揮)新日本フィルのマーラー:「夜の歌」
今年で引退の井上道義さん、最後のサマーミューザ。
8/6(広島)
クリスチャン・アルミンク(指揮)広島交響楽団「マーラー復活」
広島交響楽団の新時代を聴く、アルミンク指揮のマーラー。
8/9・10(東京)
ダニエル・ハーディング(指揮)都響「マーラー巨人」
航空機のパイロットもこなす秀才ハーディングが都響に登場。
➡聴いてきましたので公演レビューつづりました「ハーディング(指揮)都響の初共演~マーラー「巨人」にみるスマートな才気」
8/13・15(東京)
ミシェル・プラッソン(指揮)東京フィル「最後の日本コンサート」
御年90歳のフランスの名匠が最後の来日。
➡聴いてきましたので公演レビューつづりました「それでも行ってよかった、プラッソンさよならコンサート~90歳マエストロ最後の来日」
8/17(愛知)
西村尚也 無伴奏ヴァイオリン&ヴィオラ・リサイタル
8/20(宮城)
西村尚也ヴァイオリン&ヴィオラリサイタル
ドイツのオーケストラでコンサートマスターをつとめる西村尚也さんが来日。
8/23・24(京都)
広上淳一(指揮)藤村美穂子(MS)京都市交響楽団「マーラー:3番」
日本を代表する布陣で聴く、マーラーの夏の交響曲。
8/28(大阪)
尾高忠明(指揮)大阪フィル「モーツァルト40番&ブルックナー2番」
ブルックナー生誕200年だからこその注目プログラム。
8/30(愛知)
山下一史(指揮)愛知室内オーケストラ「ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲(マリンバ版)、シューマン:ライン」
日本の室内オーケストラ界をけん引する名コンビによる興味深いプログラム。
8/31(山形)
バボラーク(指揮&ホルン)山形交響楽団「未完成、モーツァルトHr協奏曲、スラヴ舞曲」
世界的ホルン奏者が指揮&ホルンで魅せる、バボラークならではのコンサート。
【TPO別】おすすめクラシック・コンサート
名手の演奏にふれる
■8/17(愛知)
西村尚也 無伴奏ヴァイオリン&ヴィオラ・リサイタル
■8/20(宮城)
西村尚也ヴァイオリン&ヴィオラリサイタル
現在マインツ・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターを務めている西村尚也さんのソロ・リサイタル。
昨年はじめて実演を聴きましたが、テクニックはもちろん、音楽のつくり方に至るまで、ドイツのオーケストラがコンサートマスターに迎えるのも当然の名手です。
チラシを見るたびに思うのですが、写真で損をしている気がします。
でも、音楽が好きな人ほど聴きに行くべき、本当の名手です。
■8/31(山形)
バボラーク(指揮&ホルン)山形交響楽団「未完成、モーツァルトHr協奏曲、スラヴ舞曲」
ラデク・バボラークは、チェコ・フィル、ミュンヘン・フィル、ベルリン・フィルの首席ホルンを歴任した、現代屈指のホルン奏者。
日本を活動拠点のひとつにしているようで、山形交響楽団のミュージック・パートナーも務めています。
この公演では、モーツァルトのホルン協奏曲第3番が披露されます。
記念年の作曲家を聴く
■8/1(北海道)
下野竜也(指揮)札幌交響楽団「スメタナ:わが祖国」
2024年はチェコの大作曲家スメタナ(Bedřich Smetana、1824-1884)の生誕200年の記念年。
彼の代表作である交響詩「モルダウ」を第2曲にもつ、連作交響詩「わが祖国」の全曲演奏会がおおく開催されています。
札幌交響楽団は、下野竜也さんとこの作品に挑みます。
実直で、堅実な演奏が聴けるはずです。
■8/28(大阪)
尾高忠明(指揮)大阪フィル「モーツァルト40番&ブルックナー2番」
オーストリアの大作曲家ブルックナー(Anton Bruckner, 1824-1896)も、2024年が生誕200年の記念年。
この記念年をいちばん積極的にたたえているのが大阪フィルハーモニー交響楽団。
ブルックナー演奏の大家だった指揮者 朝比奈隆(1908-2001)さんとの歴史がそうさせているのでしょうか。
ここでは、音楽監督の尾高忠明さんの指揮で、近年、演奏される頻度が高まってきている印象の「交響曲第2番」が取り上げられます。
やっぱり有名曲が聴きたい
■8/1(北海道)
下野竜也(指揮)札幌交響楽団「スメタナ:わが祖国」
スメタナ:「わが祖国」は、第2曲が有名な交響詩「モルダウ」です。
■8/31(山形)
バボラーク(指揮&ホルン)山形交響楽団「未完成、モーツァルトHr協奏曲、スラヴ舞曲」
シューベルト:交響曲第7番、いわゆる「未完成交響曲」が前半にプログラムされています。
刺激的なコンサートに行きたい
■8/30(愛知)
山下一史(指揮)愛知室内オーケストラ「ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲(マリンバ版)、シューマン:ライン」
愛知室内オーケストラは、非常に独創的なプログラムを展開している注目の小編成オーケストラです。
この公演でも、ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲をマリンバで演奏するという、非常に興味深いプログラムが組まれています。
マーラーの世界にふれる
クラシック・ファンでなければ、名前も知らない大作曲家がグスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911)でしょう。
21世紀になり、多くの指揮者たちにとって、活動の軸がモーツァルトやベートーヴェン、あるいはブラームスやチャイコフスキーなどではなく、マーラーになっているというのが如実にわかる夏のラインナップです。
■8/2(神奈川)
井上道義(指揮)新日本フィルのマーラー:「夜の歌」
■8/6(広島)
クリスチャン・アルミンク(指揮)広島交響楽団「マーラー復活」
■8/9・10(東京)
ダニエル・ハーディング(指揮)都響「マーラー巨人」
■8/23・24(京都)
広上淳一(指揮)藤村美穂子(MS)京都市交響楽団「マーラー:3番」
マーラーの交響曲はほとんどが長大な作品なので、初心者向けではありません。
夏休みですが、少なくとも、親子連れで行くようなものではありません。
音楽と向き合い、人生と向き合い、芸術と向き合いたいという気持ちになったら、是非、チャレンジしてみてください。
( ..)φ公演レビュー公開しました
➡「ハーディング(指揮)都響の初共演~マーラー「巨人」にみるスマートな才気」
90歳の名匠が最後の来日
■8/13・15(東京)
ミシェル・プラッソン(指揮)東京フィル「最後の日本コンサート」
このコンサートの存在に気づかず、紹介が遅れてしまいました。
フランスの名匠ミシェル・プラッソン (Michel Plasson, 1933年10月2日 – )が最後の来日です。
特にフランスのトゥールーズ・キャピトル管弦楽団との名コンビで知られる名指揮者です。
しばらく来日もなく、動静も耳にしなかったので、引退されたとばかり思っていました。
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」&「ダフニスとクロエ」第2組曲、フォーレ:レクイエムop.48という、フランスの名曲が壮麗にならぶプログラム。
御年90歳とのことで、現在どのような指揮ぶりなのかわかりませんが、泣いても笑っても、日本で聴ける最後の機会になります。
お願い
個人で集めている情報ですので、記載ミスなどもあるかもしれません。
その際にはどうぞご容赦ください。
こちらのページはあくまで大まかな地図としてお役立ていただいて、詳細は各公式サイト・各プレイガイドで必ず確認をお願いします。
初心者向け:コンサートの選び方
曲目より、演奏者で選ぶ
■初めてコンサートに行くとなると『モルダウ』や『運命』といった聴いたことがある曲目で選びたくなりますが、そうではなくて、まずは誰が演奏するのかで選びましょう。
わかりやすく例えると、美味しいものが食べたければ、メニューより前に、美味しいお店を探すことが大切なのと同じです。
■とはいっても、初心者であればあるほど、演奏者や指揮者の名前なんて知らないと思います。
そこで、このブログでは、クラシック音楽が大好きな私が、あくまで主観的に、自分でもチケットを買いたいと思う、お薦めのコンサート情報を厳選して掲載していきます。
場所もクラシック・コンサートが集中する東京、関東、首都圏にこだわらず、北海道、東北、中部、近畿、関西、四国、中国、九州、沖縄まで、自分がそこに住んでいたら「行ってみたい!」と思う、とにかく気になるものを素直にピックアップしています。
判断基準は、あくまでも、自分がこれまで実際に聴いたときの体験などの「主観」。
その分、しがらみや忖度はありません。
クラシックをふだん聴かない方は名前も知らない演奏家が並んでいるかもしれませんが、「クラシック音楽と向き合ってみたい!」という方に、多少なり参考になったらうれしいです。
高いチケットは買わないで
とくに重要なことは、
- いきなり高いチケットを買わない
- 当日券ではなく、前売りで買う
の2点です。
■クラシック・コンサート初心者がいきなり高い席を買うのはお薦めしません。
理由は簡単で、クラシックのコンサートはハズレが多いからです。
「高いお金を出したのにハズレだった」としたら、二度と行きたくならないのが人情。
ですので、初めのうちほど、まずは手ごろな価格でチケットを手に入れてましょう。
具体的には、オーケストラ公演であれば、はじめのうちはP席(オーケストラの裏側)がお薦めです。
■また、「前売り」については、一般的には、だいたい3~6か月前くらいにチケットの発売が開始されます。
半年先というとずいぶん先に思えるかもしれませんが、人気の公演はそれでも完売してしまいますし、最後に残るのはたいてい高い席です。
■こうした話を、「コンサートの選び方&チケットの買い方【初めてのクラシック・コンサート】」というページにまとめています。
■さらには、チケットを手に入れたあと初心者の方が気になるであろう、「クラシックコンサートに行くときの服装」のことなどは、「コンサート当日の不安を解消!服は何を着る?持ち物は?【初めてのクラシック・コンサート】」というページにまとめています。
♪このブログではオンライン配信の音源も積極的にご紹介しています。
現状、Apple Music アップル・ミュージックがいちばんおすすめのサブスクになっています。
➡【2024年】クラシック音楽サブスクはApple Music Classicalがいちばんお薦め
Amazon Musicアマゾン・ミュージックも配信されている音源の量が多くお薦めできます。
■Amazonでクラシック音楽のサブスクを~スマホは音の図書館
■オンライン配信の聴き方全般
➡「クラシック音楽をオンライン(サブスク定額制)で楽しむ~音楽好きが実際に使ってみました~」
♪実際に聴きに行ったコンサートの感想、レビュー
➡「コンサートレビュー♫私の音楽日記」
♪クラシック音楽にまつわるTシャツ&トートバッグを制作&販売中
➡Tシャツトリニティというサイトで公開中(クリックでリンク先へ飛べます)。