世の中にクラシック音楽のTシャツがあまりに少ないので、だったら自分でデザインしてリリースしてみようという企画、2022年も継続しています。
第1段のパガニーニ、それから、第2弾の吹奏楽の楽器を中心にした楽器シリーズにつづく今回の第3弾は、ベートーヴェンの交響曲第5番《運命》と第6番《田園》をテーマにしたものをリリース。
Tシャツトリニティというサイト内にアートーンショップ( ARTONE SHOP ・ 販売ページ)という名前で出店しています。
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交響曲第5番《運命》Tシャツ
ベートーヴェン大先生による、交響曲第5番ハ短調《運命》での、楽章ごとの速度の指示をテーマにしてみました。
そこに、大先生が散歩なさっている神々しいシルエットを追加しています。
ベートーヴェンのTシャツというと、有名な肖像画の顔面をドーンと載せたものが、昨シーズン、有名なメンズセレクトショップのオリジナルで出ていました。
クラシック音楽のTシャツは、そうそう売れないと思うので、ほんとうにありがたいことです。
ただ、ファッション上級者でない私には、あれはなかなか着こなせないと思いましたので、もっと一般的なデザインをと思って作りました。
Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグの3種類、上記の色は一例で、それぞれに色が複数用意されています。
Tシャツトリニティというサイト内にアートーンショップ( ARTONE SHOP ・ 販売ページ)という名前で出店しています。
交響曲第6番《田園》Tシャツ
《運命》と《田園》は同時初演されたという歴史的な背景をもっています。
ですので、こちらも《運命》Tシャツを発表するなら、《田園》Tシャツも発表しなければいけないだろうということで、こちら。
田園風景のなかを散歩するベートーヴェン先生のイメージでデザインしました。
文字は、《田園》の正式な名称、
《パストラル・シンフォニー あるいは田舎での生活の思い出、絵画的描写というより感情の表れ》
をドイツ語で入れたものです。
こちらも、いろいろな色のTシャツのほかに、トートバッグ、マルシェバッグの3種類を販売しています。
音楽も聴いてみてください
ベートーヴェンの運命については【初心者向け:交響曲100の物語】ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調『運命』Op67で、ご案内しています。
信じがたいことに、この曲の初演はまれにみる大失敗でした。
その大失敗の演奏会では、同時に《田園》交響曲も初演されていて、《田園》については、【初心者向け:交響曲100の物語】ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調『田園』Op68でご案内しています。
そちらのページで音源をリンクするときに漏れてしまった、両曲のピアノ編曲版をせっかくなので、ここでご紹介します。
まず、交響曲第5番《運命》については、カナダの伝説的ピアニスト、グレン・グールドの演奏を。
( Apple Music ・ Amazon Music↑ ・ Spotify ・ Line Music などで聴けます)
このひとの演奏は、何を聴いても、どの音符を聴いても“ 詩 ”が感じられます。
半信半疑なかたは、ぜひ、第2楽章から聴いてみてください。
また、このアルバムには、後半、ワーグナー作品のピアノ版が入っていて、そちらもまた、ため息が出るような演奏です。
交響曲第6番《田園》は、すこしまえに、名ピアニストのマルタ・アルゲリッチが連弾で入れたものが出ました。
これは嬉しいことに、2022年6月現在、YouTube動画で、以下の第1楽章全曲と第2楽章の一部が公式に公開されています。
全曲演奏はCDのほか、オンライン配信でも聴くことができます。
( Apple Music↑ ・ Amazon Music ・ Spotify ・ Line Music などで聴けます)
オンライン配信については、「クラシック音楽をアプリ(サブスク定額)で聴く方法」をまとめたページがありますので、興味のある方はぜひご覧ください。
販売先はTシャツトリニティ
価格については、およそ2~3千円で設定していますが、Tシャツは色によって価格が少しちがったりするのと、500~1000円ほどの値引きセールがわりと頻繁に行われるサイトですので、特にセールの多い週末にのぞいてみてください。
Tシャツトリニティというサイト内で、アートーンショップ( ARTONE SHOP ・ 販売ページ)という名前で出店しています。
もちろん、買ってもらえるといちばん嬉しいですが、のぞいていただくだけでも「アクセス数」が励みになります。
どうぞよろしくお願いします!