クラシック音楽のTシャツが世の中にあまりに少ないので、だったら自分でリリースしてみようという企画。
2シーズン目の今回は、第1弾のパガニーニにつづいて、第2弾として吹奏楽の楽器を中心とした楽器ファンシリーズをつくってみました。
Tシャツトリニティというサイト内にアートーンショップ( ARTONE SHOP ・ 販売ページ)という名前で出店しています。
目次(押すとジャンプします)
第2弾は吹奏楽器を中心にした楽器ファン・シリーズ
わたし自身が吹奏楽部に入っていたことがあるので、吹奏楽でつかわれる楽器を中心にしたデザインを考えてみました。
今回リリースするもの以外に、ほかの管楽器、弦楽器、ピアノなども順次、追加していく予定です。
吹奏楽をやっていて思ったのは、みんな自分の楽器への愛情がつよいということ。
音楽を聴いていても自分の楽器の音ばかり聴いてしまうとか、コンサートに行っても、自分の楽器の奏者ばかり見てしまうというのをよく聞きました。
わたしはそうしたことがなかったので、周りのメンバーがそう話すたびに「すごい楽器愛!」だと感じたものです。
さて、今回のシリーズはどれも黒・青・ピンクの3色で、白Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグの3種類を展開しています。
クラリネット・ファン
クラリネットのデザイン。
黒・青・ピンクの3色で、白Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグのそれぞれ3種類を展開しています。
サックス・ファン
黒・青・ピンクの3色で、白Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグのそれぞれ3種類を展開しています。
フルート・ファン
黒・青・ピンクの3色で、白Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグのそれぞれ3種類を展開しています。
ファゴット・ファン
黒・青・ピンクの3色で、白Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグのそれぞれ3種類を展開しています。
トランペット・ファン
黒・青・ピンクの3色で、白Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグのそれぞれ3種類を展開しています。
トロンボーン・ファン
黒・青・ピンクの3色で、白Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグのそれぞれ3種類を展開しています。
ホルン・ファン
黒・青・ピンクの3色で、白Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグのそれぞれ3種類を展開しています。
マリンバ・ファン
黒・青・ピンクの3色で、白Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグのそれぞれ3種類を展開しています。
ちょっとおまけで「不思議の国のアリス」
アリスは別バージョンもあります。
アリスの白うさぎはラッパを吹いているので、このシリーズに取り入れてみました。
黒・青・ピンクの3色で、白Tシャツ、トートバッグ、マルシェバッグのそれぞれ3種類を展開しています。
印字した言葉はプラトンの名言から
デザインに引用したのは、プラトンの言葉。
Music gives a soul to the universe, wings to the mind, flight to the imagination, and life to everything.
音楽は宇宙に魂を、知性に翼を、想像力に飛躍を、そして、あらゆるものに命をあたえる。
プラトンは、古代ギリシアの哲学者で、あのソクラテスの弟子であり、あのアリストテレスの先生です。
紀元前の方なので、まだバッハのバの字も、ベートーヴェンのべの字もない時代ですが、このころから、音楽の本質は変わっていないのだと教えられる、すばらしい言葉です。
おまけ① 私の吹奏楽の思い出
私は男子高校に通っていたので、部員は全員男子という吹奏楽部。
「芸術性を無視した迫力だけの演奏」を日ごろから展開していました。
そうした吹奏楽部でしたが、過去にたいへん素晴らしいOBの方がいろいろと楽器を寄贈してくださったそうで、私が担当していたサックス・パートには、サックスの名ブランド、セルマー社のバリトン・サックスがありました。
先輩たちから聞いた話では、100万円を裕に超えるほどの高額な楽器ということで、実際、その楽器をもってコンクールなどに行くと、他校の生徒がちらほら覗きに来るほど、非常に高価な楽器でした。
そして、どういう巡り合わせか、入部してすぐの私がその楽器を担当することになってしまい、先輩たちからは取り扱いをとにかく注意するように言われていました。
それが、あるとき、ほんとうに何でもない瞬間の出来事でしたが、音楽準備室から楽器を首にさげて練習へ行こうとしたとき、開け放たれていたはずのドアが突然、勢いよくしまってきました。
人間、とっさのときには、まず自分の身を守ってしまうものです。
わたしは100万円のバリトンサックスを盾に、無事、ドアから自分の身を守りました。
「びっくりしたー」と思ったのもつかの間、周囲の「ああぁ!!!」という悲鳴に我に返ってサックスを見ると、いちばん目立つベル(花のように開いた楽器の先端部分)にどんなに遠くからでもはっきり見える、見事なまでに深い彫りの傷がついていました。
入部してわずか1か月。
当然、こっぴどく顧問の先生からも怒られ、周囲からは「レジェンド」とからかわれました。
ドアがなぜ急に閉まったのかは、結局、謎のままで、「地球上では、ドアが急に閉まることもある」という結論に至りました。
その楽器は修理に出したものの、残念ながら、完全には傷がとれませんでした。
今もその楽器は健在だそうで、わたしの青春の傷跡は今もみごとに刻まれているそうです。
我が吹奏楽部が誇る、自慢の高級楽器に傷をつけてしまって、ほんとうに申し訳ない気持ちでしたが、直らないとなった以上、あとは自分が立派な人物になって、「あの人が傷をつけたんだ!」と、むしろ価値を押し上げるようにするしかないと高校生のわたしは決意して、あれから長い年月がたちましたが、今もこうして、人生にもがきつつブログを書いていたりします。
おまけ② 私のお気に入り吹奏楽アルバム
わたしにはお気に入りの団体がいて、それがベルギーの吹奏楽団である、トルン聖ミカエル吹奏楽団という団体です。
いちど、現地に行って生演奏を聴いてみたいとずっと思っている団体です。
CDについている解説書などを読むかぎりでは、団員はプロとアマチュアの混合の団体になっているそうで、そうした面でもとっても面白いと思っています。
この団体は、単に技術面で優れているだけでなくて、演奏に熱としなやかさがあり、響きにオーケストラのような豊かな厚みがあって、何を聴いても魅力的な団体です。
彼らの演奏で、私がいちばん好んで聴いているのが、名指揮者ハインツ・フリーセンとの共演による、ヨハン・デ・メイのトロンボーン協奏曲《T-bone concerto》(Tb、リンドバーグ)と交響曲第1番《指輪物語》が収められたアルバムです。
これは、吹奏楽のいろいろなアルバムのなかでも出色の1枚だと思っています。
( Apple Music↑ ・ Amazon Music ・ Spotify ・ Line Music などで聴けます。)
いい時代です。
私はこれを手に入れるために、昔、ずいぶんたくさんのCD屋さんを歩いて探しました。
池袋のHMVで見つけたときは、ほんとうにうれしかったです。
今でもはっきりと、見つけたときの光景を思い出せるくらいです。
オンライン配信については、「クラシック音楽をアプリ(サブスク定額)で聴く方法」をまとめたページがありますので、ご覧ください。
販売先はTシャツトリニティ
Tシャツトリニティというサイト内にアートーンショップ( ARTONE SHOP ・ 販売ページ)という名前で出店しています。
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