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ブログ開始時から毎年つづけている「行ってよかったクラシックコンサート!わたしのベスト10」。
2025年はあまりコンサートに行くことができなかったので、「ベスト5」に数を減らしてお届けします。
2025年 行ってよかった!
クラシック・コンサート
第5位
ジョナサン・ノット(指揮)
東京交響楽団
「第九」2025
数年ぶりに聴くことが叶ったノットの第九。
紆余曲折ありましたが、終楽章での円満な表現は、ひさびさに第九を聴くしあわせに包まれました。
このコンビの2023年の急ブレーキが頭にあるので、安心したというか、ホッとした公演になりました。
第4位
上岡敏之(指揮)
読売日本交響楽団
二期会
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ジョナサン・ノット(指揮)
東京交響楽団
ラヴェル:歌劇「子どもと魔法」演奏会形式
2公演あげてしまいましたが、いずれも日本人歌手のレベルの向上に驚かされた公演。
日本の声楽の水準、オペラの水準がこれほどに高まっていたとは、これらの公演を聴くまで気づきませんでした。
ここしばらく日本のオペラに接していない方は、きっと驚かれると思います。
はっきりと「時代が変わった」と感じました。
さらに、いずれの公演も、上岡敏之さん&読売交響楽団、そして、ジョナサン・ノット&東京交響楽団という、聴きごたえのある指揮者とそれに応える日本の楽団あってこそ。
「やっぱり海外のオーケストラを聴かないと」という感覚も、もう過去のものになりつつあります。
こういう充実したオペラの公演はもっともっとたくさんあってほしい、そんな思いに満たされた2公演です。
第3位
ジョナサン・ノット(指揮)
東京交響楽団
ワーグナー(マゼール編):
「ニーベルングの指輪」
2025年、東京交響楽団の音楽監督としての最後のシーズンをむかえたジョナサン・ノット。
「マタイ受難曲」や「戦争レクイエム」もありましたが、このコンビの“ 圧倒的な何か ”を思うとき、サマーミューザで聴いたマゼール編曲によるワーグナーの「ニーベルングの指輪」が、2025年の公演のなかでは最も完成度の高い、忘れがたい演目です。
前プロの、あまり出来の良くないベートーヴェンのほうはすぐにCDがリリースされましたが、この日の白眉だったワーグナーのほうはまだ出てきません。
ワーグナーのほうこそ出てきてほしいです。
第2位
松田華音(ピアノ)
ミハイル・プレトニョフ(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
プレトニョフによる、まったく異形のショパンの世界のなかで、松田華音さんの紛れもないショパンが際だって立ち上るという、その特異な美しさにすっかり耳をうばわれてしまった公演です。
ショパンのピアノ協奏曲第1番はそれこそ何度も実演で聴く作品ですが、これほどの体験は、今後もそうはできないと思っています。
プレトニョフは実に不可解な音楽家。
とくに指揮をするとき、その真意は常にどこか謎めいていますが、聴けば聴くほど興味は増すばかり。
2026年シーズンも、11月にやはり東京フィルに客演して自作(!?)とチャイコフスキーの交響曲第4番を指揮することがアナウンスされています。
そして、松田華音さん。
彼女はもっともっと高く評価されるべき、本物の音楽家だと感じています。
国内で小さくまとまることなく、世界の舞台でいっそうの活躍を期待したい名ピアニストです。
第1位
ローター・ツァグロゼク(指揮)
読売日本交響楽団
ブルックナー:
交響曲第5番変ロ長調
まったく迷うことなく、これが2025年、私にとっての圧倒的な1位。
以前から聴きたいと思っていた名指揮者ツァグロゼク。
まさかこれほど「凄い」指揮者だとは、認識不足でした。
レビューにも書いた通り、「ドイツ音楽とは何たるか」を体験し、圧倒された公演になりました。
これを聴く以前と以後では、音楽の受け取り方が変わってしまったくらい、強烈な体験でした。
2026年も読売日本交響楽団に客演して、10月にやはりブルックナーで交響曲第4番「ロマンティック」を指揮することがアナウンスされています。
今年で83歳になられるツァグロゼク。
元気に再来日されることを、切に切に祈っています。
特別賞
ジョナサン・ノット(指揮)&東京交響楽団
ジョナサン・ノットの時代は、すごい時代でした。
このコンビの最終公演となった12/31のジルベスターコンサートが終わったあと、会場のそこここから「あぁ、終わっちゃった…」という言葉が聞こえてきました。
そう、ひとつの時代が終わってしまいました。
数年前、コンサートマスターの水谷晃さんが退団したあたりでの、このコンビの急ブレーキ。
昨年あたり段々と復調したものの、それでも、それ以前までの圧倒的な何かには、ふたたび到達できなかったというのが、私の素直な実感です。
個々の演目について言えば、これまでにご紹介した順位付けになるのですが、それでも、このジョナサン・ノット&東京交響楽団のコンビは、シーズンを通して、2025年もやはりずっと特別な存在でした。
彼らがいたからこそ、年間をとおして、音楽会に通う楽しみが保証されていたと思います。
いわゆるオーケストラの“ 黄金時代 ”というものを体験できたことも、私にとっては貴重なことでした。
これほどはっきりとした黄金時代というのは、日本においてはシャルル・デュトワとNHK交響楽団以来のことだったように感じます。
東京交響楽団とノットの時代が幕を降ろし、今後、ブログのモチベーションをどこに求めればいいのか不安に思っていましたが、どうもノットは日本と完全に距離を置くつもりはない様子。
2026年は、「都響」こと東京都交響楽団(水谷晃さんが現在コンサートマスターをつとめる楽団)、さらには、大阪フィルハーモニー交響楽団や広島交響楽団のコンサートにも名前が出ていて、驚きました。
今年も、さいわい、指揮者ジョナサン・ノットからは目が離せそうにありません。
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