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週刊MASSE:10月4号
アマンディーヌ・ベイエの「四季」を聴いてきました
10/25(日)、三鷹市芸術文化センターでアマンディーヌ・ベイエ&リ・インコーニティの公演を聴いてきました。
結論からいえば、とても素晴らしかったです。
特に前半のマルチェッロ、バッハ、そして、ダッラーバコが出色で、今年最高の音楽体験かもしれないとまで感じました。
後半がメインディッシュのヴィヴァルディ「四季」でしたが、残念ながら、これはあまりに弾きすぎてしまったという印象で、そのマンネリズムとの格闘は聴いていて可哀そうなくらいでした。
彼女たちはいったい何回くらい「四季」を弾いているのでしょう。
それはファビオ・ビオンディも同様で、彼らを「四季」から解放してあげて、彼らが“ いま弾きたい ”と思っているものを自由に披露してもらえる音楽環境、聴衆のリテラシー向上がもとめられているように感じました。
アマンディーヌ・ベイエの公演はあとでレビューをまとめますが、「四季」こそ精彩を欠いたものの、総じて、それ以外は夢のような演奏の連続でした。
すぐにでも再来日してほしい、充実のアンサンブルです。
♪アマンディーヌ・ベイエ&リ・インコーニティのヴィヴァルディ「四季」(2008年録音)
( Apple Music ・ Amazon Music ・ Spotify ・ Line Music などで聴けます)
今から20年弱前のこの録音には、ベイエとリ・インコーニティのメンバーたちの新鮮な息づかいがあって、とてもお薦めです。
今回の来日公演で聴いた「四季」もアプローチに大きな変わりはなく、つまりは、2008年の録音の段階で非常に練られた演奏だったことがうかがえます。
音大フェスティバル・オーケストラ2027
日本の音楽大学の学生たちがあつまる「音大フェスティバル・オーケストラ」。
数年前に、井上道義さん指揮の回を聴きましたが、想像以上のレベルと新鮮味で、とても楽しい公演でした。
今回は、指揮にオランダの名匠ユベール・スダーン(Hubert Soudant、1946年3月16日 – )が迎えられます。
《オール・レスピーギ・プログラム》
リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
交響詩『ローマの噴水』
交響詩『ローマの祭』
交響詩『ローマの松』
学生の祭典にふさわしい、そして、優れたオーケストラ・トレーナーでもあるスダーンにうってつけの曲目でもあって、今回は興味が尽きません。
◎日本の音大生が集まるフェスティバル・オーケストラ。想像以上のレベルの高さ。
◎名指揮者スダーンが登場。オール・レスピーギ・プログラムで言うことなし。
◎初心者向け度:初心者向け度:★★★★☆
◎2023年公演のレビューはこちら
➡「音楽大学フェスティバル・オーケストラ(指揮)井上道義のミューザ川崎公演を聴いて」
ウィーン・フィル首席ファゴット、デルヴォーの吹き振りに注目
ウィーン・フィルの首席ファゴット奏者ソフィー・デルヴォーが、日本のオーケストラに登場。
協奏曲のソロも彼女自身がやるようなので、指揮とファゴットの両面を体験することができます。
《愛知室内管弦楽団》1/16
J.C.バッハ:交響曲 Op.6 No.6
J.C.バッハ:ファゴット協奏曲 変ロ長調
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲 ト長調
モーツァルト:交響曲第25番 ト短調
《東京フィル》1/21,25
モーツァルト:歌劇『魔笛』序曲
ウェーバー:ファゴット協奏曲
ブラームス:交響曲第1番ハ短調
比較的、古典的な方向のプログラムでまとめられているのも、音楽家としての堅実さを感じます。
そのなかでは、ブラームスの交響曲第1番をどう振るのか、特に注目されます。
◎ファゴットの名手が日本のオーケストラを吹き振り
◎ファゴットに関心のあるひとには特にお薦めの公演
◎初心者向け度:★★★☆☆
MASSE(まっせ)
クラシック音楽を長く聴き続けています。コンサートにも足を運び、良かった演奏も、期待外れだった演奏も、自分の耳で聴いて感じたことを大切に書いています。「自分なら本当に聴きたいか」を基準におすすめ公演やレビューを発信しています。クラシック音楽ブログArtoneMagアートーンマグは2021年5月スタート、2023年4月に月間86,000pv到達。感想など「お問い合わせ」ページから送ってください。









