コンサートに行こう!お薦め演奏会

【クラシック入門】3千円以下で楽しめる、お薦めコンサート2022~随時更新~

 

クラシックのコンサートをいざ聴いてみようと思ったときに、ひとつネックになるのがそのチケット代。

いろいろなところで書いていますが、最初からS席で1万円を超えるようなコンサートに行くことはありません。

クラシックのコンサートはハズレも多いからです。

 

ハズレも多いけれど、すばらしい公演にめぐりあったときは、それはもう一生の宝ものになるのがクラシックのコンサート。

このページでは、「3千円以下」の座席が設定されているコンサートにしぼって、さらには、なるべく初心者に魅力的な曲目が入っているコンサートをねらってご紹介してきます。

 

今年2022年は、コロナ禍とウクライナ情勢の影響で、例年にくらべコンサート情報の発表がゆっくりです。

情報を少しずつ見つけて、随時更新していきます。

時折のぞいてみてください。

 

¥5000の予算なら、たいていの公演が聴けます

このページでは¥3000という価格に設定していますが、¥4000にすればここに掲載しているコンサートの倍、¥5000にすれば8割がたのコンサートが、そして、1万円にすればほとんどの公演を聴くことができます。

ですので、予算がもうちょっと出せるという方は、このブログのコンサート紹介の通常ページ( 4~6月7~9月10~12月 )をのぞいてみてください。

定価で¥3000以内となると、極端に数が限られてきます。

が、そこを何とかがんばって探して、素敵なコンサートを見つけていきます!

※たいてい安い席から先に完売しますので、すでに完売済みの場合はご容赦ください。

 

クラシック・コンサートはいろいろな割引が豊富

このページでは「 割引サービスを一切つかわない前提での¥3000以内のコンサート 」を選んでいますが、実際には、学生割引、25歳以下への割引、65歳以上への割引など、そのほか、自動車連盟JAFの割引にいたるまで、さまざまな割引があります

 

クラシックの世界は、もともと「幅広い人たちに聴いてほしい」「音楽をとにかく届けたい」という純粋な動機をもっている人が多い世界なうえに、運営のために聴衆を増やさなければならないという現実的な課題もあいまって、こうしたサービスがとても豊富です。

25歳以下は50%OFFとか、コンサートの後半から入場する場合は半額でOKなど、各団体が工夫をこらしているので、興味のあるコンサートを見つけたら、そうした情報も確認してみてください。

 

とくに学生の方、25歳以下の方は、かなりの公演で大幅な割引がありますので、このページにこだわらずに、お得にクラシック体験をしてみてください。

 

何が演奏されるかの前に、誰が演奏するのか

おいしい料理を食べたいなら、おいしいお店を見つけなければいけません

クラシックも同様で、退屈な『エリーゼのために』を弾くピアニストもいれば、しぜんと涙がこぼれてしまう『エリーゼのために』を弾けるピアニストもいます。

 

ですので、他のページと同様に、あくまで私の主観と経験値でまずは演奏者を選んで、それから曲目を見ています。

あくまで主観ですので、ここに載っていない素敵な公演もたくさんあるはずですが、多少なり、あなたの最初の一歩に役立てていただけたらと願っています。

 

大まかな地図として役立ててください

個人で情報を集めているブログですので、記載ミスなどあるかもしれません。

さらに、コロナ禍とウクライナ情勢で、さまざまな変更・キャンセルが日常茶飯事で、気をつけていますがとても追い切れていないのも現実です。

あくまで、おおまかな地図としてご覧いただいて、詳細はリンク先の各公式ホームページでご確認をお願いします。

至らない点は、どうぞご容赦ください。

 

そのほか、初心者の方向けに「コンサート当日に気をつけたいこと」や「チケットの買い方」は別ページにまとめましたので、そちらもあわせてご覧ください。

5月の公演から

村治佳織
ギター・リサイタル

5/4(水・祝)14:00@第一生命ホール
5/4(水・祝)18:00@第一生命ホール
公演詳細ページ

日本を代表するギタリスト、村治佳織さんによるショート・プログラム。
ポップスの名曲とクラシックの名曲をおりまぜてのプログラムになっています。
コンサートの時間こそ短いものの、これほどの名手のコンサートをこの価格で体験できるのはうれしいかぎりです。

 

 

ジョナサン・ノット(指揮)
東京交響楽団

5月15日(日)1400@ミューザ川崎
公演詳細ページ
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
デュサパン:オルガンとオーケストラのための二重奏曲『WAVES』
(org、大木麻理)※日本初演

ブラームス:交響曲第3番ヘ長調op90

ジョナサン・ノットはイギリス出身の名指揮者。
日本の東京交響楽団と相思相愛で、たいへん高水準なコンサートを展開しつづけています。

このコンサートでは、冒頭に、フルートのソロではじまるドビュッシーの名作《牧神の午後への前奏曲》、そして、メインにはドイツの大作曲家ブラームスが書いた交響曲第3番がプログラムされています。
ブラームスの交響曲は、とりわけその第3楽章が映画で使用されるなど、美しい旋律、憂いを帯びた響き、そして、それらを飲み込む情熱が溢れた傑作です。

このページ全体でも、特にお薦めのコンサートのひとつです。

 

 

ソフィー・デルヴォー(指揮・ファゴット)
&愛知室内オーケストラ

5/29(日)14:00@三井住友海上しらかわホール
公演詳細ページ
モーツァルト:『フィガロの結婚』序曲
フンメル:ファゴット協奏曲ヘ長調
モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調
F・デルヴォー:ファゴット協奏曲(世界初演)

ソフィー・デルヴォー(ソフィー・ダルティガロング)は、あの名門ウィーン・フィルの首席ファゴット奏者です。
意欲的なプログラムを展開している愛知室内オーケストラが彼女をむかえて行う公演は、ファゴットの魅力を最大限にアピールするであろう、期待の大きいものです。

 

 

 

6月の公演から

ロレンツィオ・ギエルミ
オルガン・リサイタル

6月12日(日) 15:00@神奈川県民ホール小ホール
公演詳細ページ
前半にバッハ以前のオルガン音楽、後半はバッハ作品

ロレンツィオ・ギエルミはイタリアの名オルガニストであり、チェンバロ奏者であり、指揮もする音楽家。
この方は研究者でもあるので、プログラムが学究的で、実によく練られています。

オルガンのリサイタルというのは、かなり音楽好きでないと飽きてしまったりします。
なので、前提として、オルガン音楽に興味がないとお薦めしにくいんですが、もし興味があれば是非ともお薦めしたいコンサートです。

これほどの名手を¥3000で聴けるのもすごいことです。

 

 

サントリーホール
プレシャス1pm

サントリーホールが行う室内楽のフェスティバル「サントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン」の一環で、午後1時から始まる60分のミニ・コンサート。
全4回のうち、ここではお薦めの2つをご紹介。

Vol.2
工藤重典(フルート)
吉井瑞穂(オーボエ)
広瀬悦子(ピアノ)
6/10(金)13:00@サントリーホール
公演詳細ページ
モーツァルト:『魔笛』~“ 恋人か女房か ”
プーランク:フルート・ソナタ
グラナドス:4つのスペイン舞曲~「アンダルーサ」、「ホタ」
ドゥメルスマン&ベルテルミ:『ウィリアム・テル』の主題による華麗なる二重奏曲

Vol.4
吉野直子(ハープ)
ラデク・バボラーク(ホルン)
6/17(金)13:00@サントリーホール
公演詳細ページ
ドヴォルジャーク(バボラーク 編曲):ホルンとハープのためのドヴォルジャーク・ポプリ
(「我が母の教えたまいし歌」、4つの歌曲op82第1曲「私にかまわないで」、ロマンティック小品集op75第3曲&交響曲第9番《新世界より》 第2楽章「家路」)ほか

Vol.2は木管楽器の世界的名手たちの共演。
フルートの工藤重典さんは日本の小澤征爾さんのサイトウキネンオーケストラでも有名な、日本を代表するフルーティスト。
オーボエの吉井瑞穂さんは、イタリアの巨匠クラウディオ・アッバード(1933-2014)が名手ばかりを集めて結成したルツェルン祝祭管弦楽団でオーボエを任された名手。
ピアノは、フランスの名ピアニスト、シプリアン・カツァリスとデュオ・アルバムを出すなど、こちらも活躍中のピアニスト広瀬悦子さんが担当。

Vol.4は、名門ベルリン・フィルで首席ホルンを務めていた世界的ホルン奏者バボラークと、こちらも日本を代表するというより世界的なハープ奏者である吉野直子さんが共演するという豪華な組み合わせ。

さすがサントリーホールというべき、そうそう組めないような顔合わせのコンサート2つです。

 

 

尾高忠明 指揮
札幌交響楽団

6/18(土)14:00@札幌文化芸術劇場hitaru
公演詳細ページ
ウォルトン:戴冠行進曲「王冠」
ヴォーン・ウィリアムズ:「グリーンスリーヴス」による幻想曲
エルガー:弦楽セレナード ホ短調
ブリテン:「ピーター・グライムズ」~4つの海の間奏曲
ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲
ディーリアス:「村のロメオとジュリエット」~楽園への道
エルガー:行進曲「威風堂々」第4番&第1番

イギリス音楽に造詣の深い尾高忠明さんの指揮で、イギリス音楽の名曲がずらっと並んだ珠玉のプログラミング。
映画『英国王のスピーチ』でも有名なジョージ6世の戴冠式のために作曲されたウォルトンの行進曲「王冠」に始まって、イギリス第2の国家、エルガーの「威風堂々」第1番で終わるのも見事なプログラミング。

愛する奥さんのために書かれた、とてもロマンティックなエルガー:『弦楽セレナード』や、最後には荒れ狂う嵐のような音楽になっていくブリテンの『4つの海の間奏曲』など、聴きどころ満載のコンサート。

 

 

ワンコインコンサート
山宮るり子(ハープ)

6月30日(木)11:30@三重県文化会館
公演詳細ページ
ドビュッシー:月の光
スメタナ:モルダウ ほか

三重県文化会館が主催する「ワンコイン・コンサート」シリーズ。
60分のショート・プログラムを¥500で楽しめます。
山宮るり子さんは日本を代表するハープ奏者のお一人。
クラシックというとハープを連想する人も多いですが、意外とソロで聴ける機会が少ない楽器だったりします。
チケットの価格といい、好企画です。

 

 

 

7月の公演から

アンドレアス・オッテンザマー
&東京交響楽団

7月2日(土)14:00@東京オペラシティ
公演詳細ページ
7月3日(日)14:00@ミューザ川崎
公演詳細ページ
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調k385『ハフナー』(予習ページ
メンデルスゾーン:無言歌集から(クラリネットと弦楽合奏版)
ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
ブラームス(ベリオ編曲):クラリネット・ソナタへ短調(オーケストラ版)

名門ベルリン・フィルのクラリネット奏者として活躍しているアンドレアス・オッテンザマーをむかえての公演。
クラリネットにちなむ曲が中心に選ばれていて、まさに「クラリネット特集」という面白いプログラムになっています。

 

 

ジョナサン・ノット指揮
東京交響楽団

7月16日(土)18:00@サントリーホール
公演詳細ページ
7月17日(日)17:00@りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
公演詳細ページ
ラヴェル:海原の小舟
ベルク:7つの初期の歌
(S、ユリア・クライター)

マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

絶好調のジョナサン・ノットと東京交響楽団のコンビの公演。
マーラーの交響曲第5番は、第4楽章アダージェットが映画『ベニスに死す』で効果的につかわれて以降、より広く親しまれるようになりました。
マーラーの交響曲は演奏時間が長いですが、今や世界のオーケストラの中心的レパートリーは、何といっても、このマーラーの交響曲群になっています。
世界が夢中になっている、その屈折して、ロマンティックで、ドラマティックな音楽世界を体験してみてください。

 

 

ユベール・スダーン指揮
オーケストラ・アンサンブル金沢

7月9日(土) 14 : 00@石川県立音楽堂
公演詳細ページ
フォーレ:劇付随音楽「ペレアスとメリザンド」組曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調(p, 三浦謙司)
シューマン(マーラー編): 交響曲 第2番 ハ長調

ユベール・スダーンは、現代を代表する名指揮者のひとり。
何回聴きに行っても凄い演奏が必ず1曲はあって、結局、どのコンサートも聴いてみたいと思ってしまう素晴らしい指揮者です。

日本を活躍の中心のひとつにすえてらっしゃるようで、わたしたちにとって本当に幸運なことだと思います。

前半にはフランス音楽の名曲、そして後半にはスダーンが得意としているシューマンの交響曲がプログラムされた魅力的なコンサート。

 

高関健 指揮
東京シティ・フィル

7/9(土)15:00@ティアラこうとう(江東公会堂)
公演詳細ページ
バルトーク:舞踏組曲
モーツァルト:フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313
(Fl、竹山 愛)
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調

S席でも¥3500という価格設定におどろくコンサート。
モーツァルトとブラームスという大作曲の名曲2曲がならんでいますが、その前にハンガリーの作曲家バルトークの野趣あふれる作品が配置されているのがポイント。
こういう上手なプログラミングをする公演は、おおいに期待されます。

 

フェスタ・サマーミューザ2022
公式ホームページ

神奈川県の川崎市にあるホール、ミューザ川崎を拠点に毎夏おこなわれる音楽祭。
日本のオーケストラの見本市のような活況を呈していて、すぐれた公演が手ごろな価格でたのしめる、良心的な音楽祭です。

以下に、おすすめの公演をピックアップしてみます。

ジョナサン・ノット指揮
東京交響楽団

7/23(土)15:00@ミューザ川崎
公演詳細ページ
クルターク、シェーンフィールド、ドビュッシー、ストラヴィンスキー、ラヴェルの作品

こちらがオープニング・コンサート。
ミューザ川崎を本拠地としている東京交響楽団が、音楽監督ジョナサン・ノットとオープニングを飾ります。
というか、このコンビによる公演があってこその音楽祭といって良いくらい、毎年、華を添えている公演です。

ラヴェルの名曲《ラ・ヴァルス》をメインに、20世紀の多種多様な色彩的作品が披露されます。
比較的短い作品が集められて、実に変化に富んだ、近現代作品に強いジョナサン・ノットだから組めるプログラムになっています。

 

大植英次 指揮
神奈川フィルハーモニー

7/28(木)15:00@ミューザ川崎
公演詳細ページ
バーンスタイン作品、ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」組曲など

20世紀の巨匠レナード・バーンスタインの弟子だった大植英次さんが、師バーンスタインの作品とストラヴィンスキーの人気曲《火の鳥》を取り上げます。
《火の鳥》はあの手塚治虫さんが同名のマンガを描くきっかけとなった、20世紀バレエ音楽の名曲。

 

井上道義 指揮
読売日本交響楽団

7/29(金)19:00@ミューザ川崎
公演詳細ページ
ハイドン:交響曲第45番『告別』
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調

2024年末に引退すると表明している井上道義さんの指揮による、“別れ”をテーマにしたであろうプログラム。
ブルックナーは、マーラーと並んで演奏時間が長大な音楽を書いたドイツの大作曲家です。
彼が人生最後のときに書き、未完成におわった名曲、交響曲第9番が演奏されます。

 

超絶技巧のロシアン・ピアニズム
ラシュコフスキー&小川典子によるピアノ・デュオ

7月31日(日) 17:00@ミューザ川崎
公演詳細ページ
ボロディン:歌劇『イーゴリ公』~だったん人の踊り
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』
ラフマニノフ:交響的舞曲

ピアノ2台で、バレエにまつわる名曲を聴こうという面白いプログラム。
バレエ大国であるロシアから生まれた傑作ばかりが選ばれています。
旋律のうつくしさが際立つ1曲目と3曲目で、リズムと斬新さが際立つ2曲目をはさんだ選曲になっています。

 

 

小林研一郎 指揮
関西フィルによる
小林研一郎の「夏休み・名曲招待席」

7/24(日)14:00@ザ・シンフォニーホール
公演詳細ページ
シベリウス:交響詩「フィンランディア」
グリーグ:組曲「ペール・ギュント」より
スメタナ:交響詩 「モルダウ」
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 より 第1楽章(☆)
ラヴェル:ボレロ ほか

“炎のマエストロ”、小林研一郎さんによる名曲コンサート。
もう、どこを切り取っても名曲ばかりで、まさにオーケストラ入門にぴったりの公演。
もちろん、曲目だけを見れば、こうしたコンサートは日常的に行われているんですが、それを小林研一郎さんのような個性的な指揮者がふることに価値があります。

 

 

井上道義 指揮
仙台フィルハーモニー

7/15(金)19:00@日立システムズホール仙台
7/16(土)15:00@日立システムズホール仙台
公演詳細ページ
コープランド:クワイエット・シティ
コープランド:バレエ組曲『ビリー・ザ・キッド』
グローフェ:組曲『グランド・キャニオン』

アメリカ音楽を集めたプログラム。
グローフェの『グランドキャニオン』は現在でも学校の教科書に載っているんでしょうか。
近年あまり演奏されなくなっているのがもったいない、親しみやすいアメリカ音楽が並んだプログラム。

 

 

 

8月の公演から

準・メルクル指揮
京都市交響楽団

8月26日(金)19:00@京都コンサートホール
公演詳細ページ
サン・サーンス:交響詩「死の舞踏」 
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」
ベルリオーズ:幻想交響曲

ドイツ出身の実力派指揮者、準・メルクルの登場。
フランスの名曲がずらりと揃ったプログラム。

 

小菅優(ピアノ&指揮)
神戸市室内管弦楽団

8月27日(土)15:00@東灘区文化センター うはらホール
公演詳細ページ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番ハ長調 KV415(ピアノと弦楽合奏版)
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲イ短調 MWV02

日本を代表するピアニスト、小菅優さんの弾き振り。
チケットが最高でも¥2500(!)、さらに25歳以下は¥1000とのこと。
小中高校生には、公演後にアフタートークとして小菅優さんが直接語る機会が設けられるそうです。

 

 

 

 

9月の公演から

小林研一郎 指揮
東京フィル
〈コバケンの名曲アラカルト〉

9/2(金)14:00@オーチャードホール
公演詳細ページ
9/4(日)14:00@東京オペラシティ
公演詳細ページ
グリンカ/歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
(Vn、荒井里桜)
ドヴォルザーク/スラブ舞曲第10番
スメタナ/連作交響詩『わが祖国』~「シャールカ」「モルダウ」

指揮者のトーク付き、名曲コンサート。
チケットの値段が低めに抑えられていて、クラシック入門に最適。

こうした名曲コンサートは色々あるにはありますが、演奏者を選ぶとグッと数が少なくなります。
ここでは、個性派指揮者の小林研一郎さんが指揮をするのがポイント。

名曲『モルダウ』とあわせて、『シャールカ』が演奏されるのがお薦めポイントで、是非、音によるドラマを体験してほしい公演

 

 

ワンコインコンサート
松田華音(ピアノ)

9月14日(水)11:30@三重県文化会館
公演詳細ページ

60分のショート・プログラムを¥500でたのしめるという、三重県文化会館が主催しているシリーズ。
こうした企画をやっているホールは他にもありますが、松田華音さんほどのピアニストを引っ張ってこれるというのは、三重県文化会館にはどなたか凄い方が絡んでいるんでしょうか。

松田華音さんはロシアで頭角をあらわしたピアニストで、ドイツ・グラモフォンというクラシックでいちばん有名といってもいいレコーディング会社からソロアルバムを出している実力派。
とっても贅沢な好企画。

 

 

10月の公演から

ジョナサン・ノット指揮
東京交響楽団

10月9日(日)14:00@東京オペラシティ
公演詳細ページ
ストラヴィンスキー:ダンス・コンチェルタンテ
シェーンベルク:弦楽四重奏のための協奏曲
モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調k365
(p、坂本彩、坂本リサ)

10月15日(土)18:00@サントリーホール
公演詳細ページ
10月16日(日)14:00@ミューザ川崎
公演詳細ページ
ラヴェル:道化師の朝の歌
ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調op43

10月22日(土)14:00@ミューザ川崎
公演詳細ページ
10月23日(日)14:00@サントリーホール
公演詳細ページ
シェーンベルク:5つの管弦楽曲op16
ウェーベルン:パッサカリア
ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調

いま絶好調のオーケストラである東京交響楽団と、それをリードしているジョナサン・ノットによる注目の公演。
このレベルの公演を年に何回も、この価格で聴けるというのは本当に幸運です。

10月のこのコンビはプログラムがとても重量級で、その点で「入門」というよりは「ディープ」な世界になります。
しっかりと、体全体でクラシック音楽に浸ってみたい人にお薦めの月。

そんななかで、いちばん耳にやさしいのは10/9の公演。
メインが2台ピアノのための協奏曲というのも面白いプログラムです。

ショスタコーヴィチは、旧ソビエトで政府からさまざまな圧力を受けながらも創作活動を展開した大作曲家。
現在の状況を考えると、結果的に、とても示唆にとんだプログラムになりました。

ブルックナーの比較的演奏されない交響曲第2番がメインの日は、むしろ、そうした作品だからこそ魅力を引き出してくるノット氏の手腕がたのしみな一夜。

 

 

準・メルクル指揮
東京都交響楽団

10月24日(月)19:00@東京文化会館
公演詳細ページ
細川俊夫:オーケストラのための《渦》(2019)
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 op.19(Vn, 五明佳廉)
ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲《展覧会の絵》

ドイツの実力派指揮者、準・メルクルによるロシア音楽がメインのプログラム。
何といっても後半に名曲、ムソルグスキーの『展覧会の絵』がプログラミングされていて、彼の圧倒的な表現力が都響とマッチすれば、素晴らしい一夜になるはずです。

 

 

ラルス・フォークト(指揮&ピアノ)
新日本フィルハーモニー

10/14(金)14:00@すみだトリフォニー
10/15(金)14:00@すみだトリフォニー
公演詳細ページ
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調
ブラームス:交響曲第2番ニ長調

ラルス・フォークト(指揮&ピアノ)
オーケストラ・アンサンブル金沢

10月20日(木)19 : 00@石川県立音楽堂コンサートホール
公演詳細ページ
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K. 543

ラルス・フォークトは1970年ドイツ生まれの実力派ピアニスト。
近年は指揮者としても活動しています。

最近ではとても珍しい、腰の据わったピアノを聴かせる本格派の人です。

自身が癌との闘病生活にあることを公表していて、投薬の影響などから、いつまでピアノを弾くことができるかもわからないとのこと。
一回一回のコンサートが特別な意味をもつ、心から耳をすませて聴きたい音楽家です。
どうか治療がうまくいって、もっともっと末永くピアノを弾くことができますようにと願わずにはいられません。

 

 

 

 

11月の公演から

ユベール・スダーン指揮
東京交響楽団
11月5日(土)14:00@東京オペラシティ
公演詳細ページ
11月6日(日)17:00@りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
公演詳細ページ
メンデルスゾーン:静かな海と楽しい航海
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
シューマン:交響曲第3番 変ホ長調『ライン』

絶好調の東京交響楽団、その黄金時代の幕開けとなった前音楽監督ユベール・スダーンが指揮するコンサート。
ドイツの名曲がずらりと並んだ、クラシック音楽の王道のプログラム。

特にシューマンは、このコンビが得意にしているレパートリーなので、とても期待される公演です。

 

 

ジョナサン・ノット指揮
東京交響楽団

11月26日(土)18:00@サントリーホール
公演詳細ページ
11月27日(日)14:00@ミューザ川崎
公演詳細ページ
シューマン:『マンフレッド』序曲
シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
(Vn、アンティエ・ヴァイトハース)

ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調

上のユベール・スダーンのあとを継いで、現在、音楽監督をつとめているジョナサン・ノットが登場。
彼と東京交響楽団とのコンサートで、いつ聴いても感心するのは、こうしたドイツの王道プログラムです。

シューマンのヴァイオリン協奏曲は、シューマンの死後、80年ものあいだ演奏されなかったエピソードをもつ作品。
後半には、ベートーヴェンの若き日の交響曲第2番が演奏されます。

 

安永徹(リーダー)&
オーケストラ・アンサンブル金沢

11月10日(木)19 : 00@石川県立音楽堂コンサートホール
公演詳細ページ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
(Piano、市野あゆみ)
ヤナーチェク:弦楽のための組曲JW VI/2
モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550

最近もミュンヘン・フィルのコンサート・ミストレスに日本人の青木尚佳さんが就任したニュースがありましたが、世界の頂点に君臨する名門ベルリン・フィルハーモニーのコンサートマスターを務めていらしたのが安永徹さん。

その安永さんを迎えてのこのコンサートでは、モーツァルトの名曲2作品でチェコのヤナーチェクの作品をはさむという、素敵なプログラムが組まれています。

 

 

 

 

12月の公演から

ただ今さがしております‥

 

 

いまコバケンが面白い~東京交響楽団とのドヴォルザーク:『新世界から』を聴いて前のページ

【交響曲100の物語】シューベルト:交響曲第3番・第4番《悲劇的》・第5番・第6番次のページ

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