今年はまだまだコロナ禍の影響で、コンサート予定の発表がゆっくりです。
随時、情報を更新していきますので、ときおりご覧ください。
こちらでは1~3月をご紹介していきます。
4~6月、7~9月、10~12月はそれぞれ別ページに記載しています。
Contents
クラシックの公演チケットは、基本、前売りで買うもの
クラシックのコンサートは前売りで買いましょう。
残席があれば当日券も出ますが、それでも残っているのはたいてい一番高い席だったりします。
クラシックのコンサート初心者がいきなり一番高い席を買うのは、お金に余裕がある方をのぞいて余りお薦めできません。
初めのうちほど、まずは手ごろな価格で、なるべく早めに前売り券を手に入れておきましょう。
最近はコロナの影響でチケットの前売りのタイミングがバラバラなのですが、だいたい3~6か月前くらいにはチケットの発売が開始されます。
半年先というとずいぶん先に思えるかもしれませんが、人気の公演はそれでもすぐに完売してしまいます。
そういうクラシックの世界の常識のようなものがあるので、こちらのページではなるべく先の情報まで載せています。
2022年の現状
コロナ禍ということで、とくに海外からのアーティストたちの動きが流動的です。
コロナ前とくらべて、公演数はまだ極度に減っているというのが正直な印象です。
日本はクラシックの輸入大国で、たいていの著名な演奏家・オーケストラが次々と公演に訪れますが、まだしばらくはそういうわけにはいかないようです。
詳細はそれぞれの公式HPでかならず確認を
コロナ禍の影響で、公演の有無をふくめ、コンサートの日時、チケット発売日、曲目の変更、出演者の変更などなど、急な変更がたくさん発生しているのが現状です。
こちらのページはあくまで大まかな地図として役立てていただいて、詳細は各公式サイト・各プレイガイドで必ず確認をお願いします。
個人で集めている情報ですので、記載ミスなどもあるかもしれません。
その際にはどうぞご容赦ください。
曲目ではなく、演奏者で選ぶ
初めてコンサートに行くとなると『モルダウ』や『運命』といった聴いたことがある曲目で選びたくなりますが、そうではなくて、まずは誰が演奏するのかで選びましょう。
分かりやすく言えば、美味しいものが食べたければ、メニューより前に、美味しいお店を探すことが大切なのと同じです。
とはいっても、初心者であればあるほど、演奏者や指揮者の名前なんて知らないと思います。
そこで、このブログではわたしが主観的に、自分でもチケットを買いたいと思う、お薦めのコンサート情報を厳選して掲載しています。
是非、このブログを参考に、コンサートを選んでみてください。
そのほか、初心者の方向けに「コンサート当日に気をつけたいこと」や「チケットの買い方」を別ページにまとめましたので、そちらもあわせてご覧ください。
2022年 1月のお薦めコンサート
※コロナ禍の入国制限のため、外国の音楽家たちが来日できない状況です。
※オーケストラ公演の指揮者変更も多数発生しています。
指揮者変更による払い戻しは行われないのが一般的です。
ご注意ください。
★=今月迷ったらコレ
佐渡裕 指揮
新日本フィルハーモニー
(公演詳細ページ)
1月21日(金)14:00@すみだトリフォニーホール
1月22日(土)14:00@すみだトリフォニーホール
リムスキー=コルサコフ/シェエラザード op. 35 ほか
1月27日(木)19:00@すみだトリフォニー
(公演詳細ページ)
1月28日(金)19:00@サントリーホール
(公演詳細ページ)
モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」(予習ページ)
バーンスタイン:ウエスト・サイド・ストーリー 『シンフォニック・ダンス』ほか
2023年4月から新日本フィルの音楽監督に就任することが決まった、人気指揮者の佐渡裕さんの登場。
メインのプログラムは、オーケストラの名曲である『シェヘラザード』。
佐渡裕さんと新日本フィルがその名曲をスケール大きく演奏してくれれば、間違いなく素敵な公演になるはずです。
指揮者変更で、1月27,28日の公演も佐渡さんの登場となりました。
偶然にも、佐渡裕さんの師匠であるバーンスタインの『ウエストサイド』がプログラムされていた公演。
こういうことがあるんですね。
マティアス・バーメルト指揮★ユベール・スダーン指揮
札幌交響楽団
1月29日(土)17:00@札幌コンサートホール Kitara
(公演詳細ページ)
1月30日(日)13:00@札幌コンサートホール Kitara
(公演詳細ページ)
2月 8日(火)19:00@サントリーホール
(公演詳細ページ)
ベルリオーズ:「ロメオとジュリエット」より「愛の場面」
伊福部 昭:ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲(Vn、山根 一仁)
シューマン:交響曲第2番
マティアス・バーメルトはスイスの指揮者。
たいへんレパートリーの広い人で、この演奏会でも伊福部昭さんの作品が演奏されることに驚きと期待があります。
ベルリオーズ、シューマンの名曲といい、曲目の点でもお薦めの公演。
2月に東京公演もあります。
指揮者変更が発表されて(詳細ページ)、なんとこの公演も名指揮者ユベール・スダーン氏が代役で登場します。
スダーンは先日、東京交響楽団の1/22公演でも代役を引き受けてらっしゃいます。
しかも、もともとスダーンの得意のレパートリーであるシューマンがプログラムされていた上に、伊福部昭の作品は曲目変更なしでそのまま取り上げらるようなので、期待が大いに高まる公演になります。
きっとベルリオーズも素晴らしいものになるはずです。
これもまた、たいへん贅沢な指揮者交代となりました。
ウェイン・マーシャル&
大植英次&
大阪フィルハーモニー
(公演詳細ページ)
1月20日(木)19:00@フェスティバルホール
1月21日(金)19:00@フェスティバルホール
~オール・ガーシュウィン・プログラム~
「ガール・クレイジー」序曲
ラプソディー・イン・ブルー
キューバ序曲
セカンド・ラプソディー
交響的絵画「ポーギーとベス」
指揮が大植英次さんに変更になり、曲目も上記のものから一部変更されるようです。
★ユベール・スダーン指揮
東京交響楽団
1月22日(土)14:00@ミューザ川崎
(公演詳細ページ)
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調
(Vc,上村文乃)
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調「オルガン付き」
(Org,大木麻理)
指揮者変更で、このオーケストラの前音楽監督のユベール・スダーン氏が登場という、豪華な交代となりました。
井上喜惟 指揮
マーラー祝祭オーケストラ
1月16日(日) 14:00@ミューザ川崎シンフォニーホール
(公演詳細ページ)
マーラー:交響的前奏曲ハ短調
クラミ:「カレワラ」組曲
マーラー:交響詩「巨人」(ワイマール稿)
牧野時夫 指揮
北海道農民管弦楽団
1月30日(日) @浦河町総合文化会館文化ホール
(公演詳細ページ)
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 ほか
宮沢賢治の理想を具現化しようと活動している、北海道のアマチュア・オーケストラ。
農家の方や農業関係者が農閑期に集まって公演を行っているそうです。
北海道に行って聴いてみたいと、ずっと思っているオーケストラ。
★トゥガン・ソヒエフ指揮
NHK交響楽団
1月21日(金)19:30@東京芸術劇場
(公演詳細ページ)
1月22日(土)14:00@東京芸術劇場
(公演詳細ページ)
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調(Vn,ワディム・グルズマン)
ブラームス/交響曲 第3番 ヘ長調
1月26日(水)19:00@サントリーホール
(公演詳細ページ)
1月27日(木)19:00@サントリーホール
(公演詳細ページ)
プロコフィエフ/歌劇「戦争と平和」から「ワルツ」
プロコフィエフ/ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調
プロコフィエフ/交響曲 第5番 変ロ長調
この一連の公演は、指揮者と出演者の変更が発表されました(詳細ページ)。
ダン・タイ・ソン
ピアノ・リサイタル
(ヒラサオフィスHP)
※公演延期
1/22(土)15:00@八ヶ岳高原音楽堂
(公演詳細ページ)
1/23(日)15:00@アクトシティ浜松
(公演詳細ページ)
1/27(木)19:00@紀尾井ホール
(公演詳細ページ)
1/29(土)14:00@ヤマハホール
(公演詳細ページ)
1/30(日)14:00@兵庫県立芸術文化センター
ダン・タイ・ソンはベトナム出身、1980年にショパン国際コンクールでアジア人として初めて優勝したピアニスト。
このときは、審査員だった大ピアニストのアルゲリッチがイーヴォ・ポゴレリチの落選に抗議して審査員を降りるなど、コンクールというものの限界が浮き彫りになったときでもありました。
それも今は昔。
数年前にダン・タイ・ソンがシューベルトのピアノソナタを録音したものを聴いて、とても素敵なピアニストになっているんだなと、今とても注目しているところです。
ダン・タイ・ソンの一連の公演は、ほとんどの日程が8月へ延期ということが発表されました(詳細ページ)。
2022年 2月のお薦めコンサート
※コロナ禍の入国制限のため、外国の音楽家たちが来日できない状況です。
※オーケストラ公演の指揮者変更も多数発生しています。
指揮者変更による払い戻しは行われないのが一般的です。
ご注意ください。
★=今月迷ったらコレ
★ユベール・スダーン指揮
札幌交響楽団 東京公演
2月 8日(火)19:00@サントリーホール
(公演詳細ページ)
ベルリオーズ:「ロメオとジュリエット」より「愛の場面」
伊福部 昭:ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲(Vn、山根 一仁)
シューマン:交響曲第2番
※もともとはマティアス・バーメルト氏が指揮する予定でしたが、ユベール・スダーン氏への指揮者変更がありました。
スダーン登場という、贅沢な交代になっています。
★佐渡裕指揮
シエナ・ウィンド・オーケストラ
『ブラスの祭典2022』
2月8日(火)19:00@佐賀市民文化会館
(公演詳細ページ)
2月11日(金・祝)14:00@愛知県芸術劇場
(公演詳細ページ)
2月12日(土)14:00@富山オーバードホール
(公演詳細ページ)
2月16日(水)19:00@福島・須賀川市文化センター
(公演詳細ページ)
この黄金コンビが、吹奏楽の名作を2つ、リードの『アルメニアンダンス』全曲と、さらにJ・バーンズの交響曲第3番を取り上げます。
吹奏楽ファンには見逃せないコンサート。
下野竜也 指揮
広島交響楽団
2/20(日)15:00@広島文化学園HBGホール
(公演詳細ページ)
シューマン:『マンフレッド』序曲
メンデルスゾーン:交響曲第5番『宗教改革』
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』
音楽が大好きな人間だから組めるプログラムといっていい、秀逸なプログラミングです。
きっと下野竜也さん自身の考えが反映されたものだと思います。
2曲目に『宗教改革』が入っているのがとても素敵です。
クリスティアン・アルミンク指揮
群馬交響楽団
(公演詳細ページ)
2月27日(日)16:00@高崎芸術劇場
マーラー:「子どもの不思議な角笛」から
(MS,小山由美)
R・シュトラウス:「ばらの騎士」組曲
ワーグナー:ジークフリート牧歌
R・シュトラウス:4つの最後の歌
(S、天羽明恵)
クリスティアン・アルミンクは以前、新日本フィルの指揮者をされていた方。
マーラーの『復活』が当初プログラミングされていましたが、変更になったようです。
変更になって、逆に、歌曲を主体とした、とてもきれいなプログラミングになりました。
両女性歌手が美しい歌を披露できれば、とても素敵な公演になるはずです。
※残念ながら、アルミンク氏が入国できないためこの公演も指揮者変更が発表されました。
★キアロスクーロ・カルテット
※公演中止
2月19日(土)17:00@フィリアホール青葉区民文化センター
(公演詳細ページ)
パーセル:「4声のファンタジア」より
ハイドン:弦楽四重奏曲 第40番 変ロ長調 作品33-4
シューベルト:弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D.804「ロザムンデ」
2月20日(日)14:00@銀座 王子ホール
(公演詳細ページ)
パーセル:「4声のファンタジア」より
ハイドン:弦楽四重奏曲 第40番 変ロ長調 作品33-4
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調「ラズモフスキー第1番」
イブラギモヴァはロシア出身のヴァイオリニスト。
私がとくにお薦めしたいヴァイオリニストです。
彼女が結成した弦楽四重奏団がキアロスクーロ・カルテットです。
古楽奏法を用いたり、いろいろと練った音楽を展開しています。
キアロスクーロで私がいちばん聴きたいのはモーツァルトの弦楽四重奏ですが、残念ながら今回モーツァルトはないようです。
関係者の方、次はモーツァルト・プログラムを検討お願いします。
ただ、パーセルでプログラムを始めたり、お薦めの公演であるのは間違いありません。
※キアロスクーロ・カルテットも一連の公演の中止が発表されました。
ルドルフ・ブッフビンダー
ベートーヴェン・ピアノソナタ
全曲演奏会
※公演延期・中止
(公演詳細ページ)
2月14日(月)19:00@大阪・住友生命いずみホール
(公演詳細ページ)
2月15日(火)19:00@大阪・住友生命いずみホール
(公演詳細ページ)
2月17日(木)19:00@東京・サントリーホール ブルーローズ
(公演詳細ページ)
2月19日(土)19:00@東京・サントリーホール 大ホール
(公演詳細ページ)
2月20日(日)14:00@東京・サントリーホール ブルーローズ
(公演詳細ページ)
ほか、東京で2公演の予定も調整中
ベートーヴェンのピアノソナタ全曲演奏会を開催します。
彼はベートーヴェン弾きとして名高いですが、私は彼のモーツァルト演奏により高く敬意を払っています。
いつか彼がモーツァルトのソナタなり協奏曲を日本で弾いてもらえたらと、ずっと待っています。
※ルドルフ・ブッフビンダーの公演も中止・延期が発表されました(詳細ページ)
パスカル・ロジェ
ピアノ・リサイタル
2/20(日)15:00@すみだトリフォニーホール
(公演詳細ページ)
パスカル・ロジェの公演は中止が発表されました。
2022年 3月のお薦めコンサート
※コロナ禍の入国制限のため、外国の音楽家たちが来日できない状況です。
※オーケストラ公演の指揮者変更も多数発生しています。
指揮者変更による払い戻しは行われないのが一般的です。
ご注意ください。
★=今月迷ったらコレ
3/18(金)~4/19(水)
東京・春・音楽祭
(公演詳細ページ)
※音楽祭の一部公演の中止が発表されています。
★リッカルド・ムーティ指揮
東京春祭オーケストラ
3/18(金)19:00@東京文化会館
(公演詳細ページ)
3/19(土)19:00@すみだトリフォニーホール
(公演詳細ページ)
モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調(予習ページ)
シューベルト:交響曲第7番 ロ短調『未完成』
〃:イタリア風序曲 ハ長調
現代を代表する巨匠リッカルド・ムーティが指揮する、東京春祭オーケストラの公演。
「この仕事は私のなかで特にプライオリティの高いものだ。必ず日本へ行く。心配しないで。」とおっしゃっているそうです。心強い言葉です。
モーツァルト、そしてシューベルトの名曲が選ばれていて、大注目のコンサート。
オラフ・マニンガー
チェロ・リサイタル
3月20日(日)15:00@東京文化会館 小ホール
(公演詳細ページ)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 op.69
ストラヴィンスキー:イタリア組曲(予習ページ)
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 op.38
※公演中止が発表されました
普段はオーケストラで活躍する彼が、チェロの名曲中の名曲を3曲ならべて行うリサイタル。
東京文化会館の小ホールは室内楽を聴くには最高の場所のひとつ。
言うことなしです。
マレク・ヤノフスキ指揮
NHK交響楽団
演奏会形式による
ワーグナー:歌劇『ローエングリン』
3月30日(水)17:00@東京文化会館
4月2日日(土)15:00@東京文化会館
(公演詳細ページ)
指揮は、ワーグナーの指揮でも活躍しているマレク・ヤノフスキ。
ただ、とにかくワーグナーの歌劇は長いです。
休憩が途中入って、だいたい4時間半くらいはかかると思います。
それだけに、飽きるか、圧倒されるか、歌手と演奏者と指揮者にかかっています。
それから、演奏会形式とはいえ、歌手も合唱も出演するオペラなので、チケットも高くなります。
その意味で、初心者向けといって良いのか迷いますが、ワーグナー初体験としては、演奏がうまく行けば忘れられないものになるかもしれません。
★リッカルド・ムーティ主催
『イタリア・オペラ・アカデミーin東京』
(企画:東京・春・音楽祭実行委員会)
ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』予定
※2023年へ延期で調整中
途中コロナで1回だけ開催されませんでしたが、最終年となる2022年は予告通りであればヴェルディ作曲の歌劇『仮面舞踏会』です。
毎回、ムーティによるピアノ・解説つきの公開講座が1日だけ行われるのですが、それもお薦めです。
ユーモアを交えながら、ヴェルディのオペラについて巨匠ムーティが直接私たちに説明をしてくれます。
※イタリア・オペラ・アカデミーは2022年の開催を見送り、2023年の開催を調整中と発表がありました(詳細ページ)。
広上淳一 指揮
日本フィルハーモニー
3/4(金)19:00@サントリーホール
3/5(土)14:00@サントリーホール
(公演詳細ページ)
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調
指揮者変更で、以前このオーケストラを率いていた広上淳一さんが登場です。
プログラムも変更されて、前半にラヴェルの名曲を2つ、後半にはラフマニノフの交響曲第3番という渋いメインが選ばれています。
広上淳一さんが指揮者を務められていたころの日本フィルを何度か聴きに行ったなかで、いちばん忘れられないのはラフマニノフの『交響的舞曲』が演奏された一夜。
あれは、ほんとうに美しい演奏でした。
この公演では、演奏会前に広上淳一さんのプレトークもあるそうです。
大植英次 指揮
日本フィルハーモニー
3月8日(火)14:00@杉並公会堂
(公演詳細ページ)
グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲
チャイコフスキー:バレエ組曲『くるみ割り人形』(予習ページ)
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調
3月19日 (土) 17:00@神奈川県民ホール
(公演詳細ページ)
3月20日 (日) 14:00@東京芸術劇場
(公演詳細ページ)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調(Vn, 小林美樹)
マーラー:交響曲第1番《巨人》
アメリカには大植英次さんの名前がついた通りがあるそうで、ミネソタで大活躍なさった指揮者です。
最近は日本での活動が増えてらっしゃるようです。
とにかくエネルギッシュな指揮者。
杉並の公演はこれでもかというほどの名曲プログラム。
大植さんが指揮者なだけに期待されます。
それと、この公演は平日の昼間に開催のようで、こうしたコンサートの多様なあり方も今後どんどん広がってほしいです。
マーラーの交響曲がメインの日は、特に親しみやすい『巨人』が選ばれていて、指揮者のイメージにぴったりな選曲だと思います。
ミハイル・プレトニョフ指揮
東京フィルハーモニー
3月10日(木)19:00@サントリーホール
(公演詳細ページ)
3月11日(金)19:00@東京オペラシティ
(公演詳細ページ)
3月13日(日)15:00@オーチャードホール
(公演詳細ページ)
スメタナ:連作交響詩『わが祖国』全曲
癖のある、独特な世界観を持っている音楽家です。
名曲『モルダウ』をその第2曲に含む、連作交響詩『わが祖国』をどう演奏するのか。
円光寺雅彦 指揮
広島交響楽団
3/5(土)15:00@広島文化学園HBGホール
(公演詳細ページ)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
あまり目立たない方ですが、日本人指揮者のなかでも実力派の方です。
マーラーの壮大な名曲をどう展開されるか、期待されます。
★ミハイル・プレトニョフ
ピアノ・リサイタル
※公演中止
3月03日(木) 18:00 @神奈川県立音楽堂
(公演詳細ページ)
【オール・ショパン・プログラム】
即興曲 第3番 変ト長調 op.51
マズルカ
第1番 嬰ヘ短調 op.6-1/第4番 変ホ長調 op.6-4/第5番 変ロ長調 op.7-1/第13番 イ短調 op.17-4/第20番 変ニ長調 op.30-3/第21番 嬰ハ短調 op.30-4/第15番 ハ長調 op.24-2/第40番 へ短調 op.63-2/第24番 ハ長調 op.33-3/イ短調「ノートル・タン」B.134/第41番 嬰ハ短調 op.63-3/第45番 イ短調 op.67-4/第48番 へ長調 op.68-3
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 op.58
※プレトニョフ氏が入国できないため、リサイタルの中止が発表されました(詳細ページ)。
ハンスイェルク・シェレンベルガー
(オーボエ)
&マルギット・アナ・シュース
(ハープ)
3/6(日)15:00@東京文化会館
(公演詳細ページ)
※公演中止
現在はだんだんと指揮者としての活動にシフトされているようですが、ここではオーボエ、それにイングリッシュ・ホルンの演奏が披露されます。
シェレンベルガーの来日も中止が発表されました。
マルク・ミンコフスキ指揮
オーケストラ・アンサンブル金沢
3月05日(土)14 : 00@石川県立音楽堂
(公演詳細ページ)
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱つき』
※指揮者が変更になりました
その彼が日本のオーケストラ・アンサンブル金沢の指揮者になると聞いたときにはおどろきました。
※そのミンコフスキーの音楽監督としての最終公演ということで期待が大きかった公演ですが、コロナ禍で日本入国のめどが立たないということで指揮者が変更になりました。
とても残念な終わり方になってしまいましたが、いつか両者の再共演が果たされることを願いたいと思います。
テオドール・クルレンツィス指揮※公演中止
ムジカ・エテルナ
(公演詳細ページ)
3月13日(日)17:00@愛知県芸術劇場コンサートホール
3月15日(火)19:00@京都コンサートホール
3月17日(木)19:00@サントリーホール
3月18日(金)19:00@サントリーホール
ムジカエテルナの公演は中止が発表されました。
★フライブルク・バロック・オーケストラ
&クリスティアン・ベザイデンホウト
(フォルテピアノ)
※公演中止
3/18(金)19:00@トッパンホール
(公演詳細ページ)
3/19(土)15:00@トッパンホール
(公演詳細ページ)
3/20(日)14:00@三鷹芸術文化センター
(公演詳細ページ)
古楽器のオーケストラを体験してみようという方にはお薦めの演奏会です。
ハイドン、モーツァルトなど、プログラムも素敵なものが組まれています。
※フライブルク・バロック・オーケストラの一連の公演もすべて中止が発表されました(詳細ページ)。
★イヴァン・フィッシャー指揮
ブダペスト祝祭管弦楽団
※公演中止
3月15日(火)19:00@サントリーホール
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(Vn、諏訪内晶子)
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」Op.35
ブタペスト祝祭管弦楽団の公演は中止が発表されました。
ヘルシンキ大学男声合唱団
※公演中止
3/19(土)14:00@すみだトリフォニーホール(公演詳細ページ)
4~6月、7~9月、10~12月はそれぞれ別ページに記載しています。